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4.0
『No.806 攻めてる感が良い』 先週の金曜日の話。 娘が通う保育園で、月に一〜二回おにぎりの日がある。普段は白ごはんを持って通園(おかずは園で出る)するのだが、この日はおにぎり持参で、海苔やふりかけ等が自由になる。 そんな日は妻は娘が大好きな炊き込みご飯を炊いて、それをおにぎりにする。 だからこの日も炊き込みご飯をおにぎりにし、余ったご飯は夕飯に炊き込みご飯のおにぎりが出されるわけだ。 というわけで、この日の夕飯のメニューは… ・炊き込みご飯のおにぎり ・野菜のグリル ・トマトと玉ねぎのサラダ そして味噌汁といった具合。そしてこの日はフランスのル・トン・デ・スリーズのプリュタル2017年をお供に。この年のプリュタルはカリニャン80%にシラーが20%というセパージュで、なるほどいつもと異なる感じなのか。 抜栓しグラスに注ぐと、以前飲んだ時とは異なる色合い。ちょっと濃いめの赤黒さ。香りの方は赤黒系の果実の香りに少しだけ漢方的なニュアンス。あと土っぽさも少々。そして一口...おぉ、以前飲んだサンソー100%とはだいぶ異なる...まぁ当たり前だけど。 ル・トン・デ・スリーズらしい軽快な飲み口こそ健在だが、野性味が強く、スムーズな飲み口というよりは少しざらついたテクスチャー。明らかに攻めてる感が強い。これ、おもろいなぁ。 攻めてる感が強い風合いだが、元々の持ち味である軽快感で、食事の邪魔はしない感じかな。ただ今日のような野菜主体のメニューよりは少し肉っ気のあるメニューの方が本領を発揮するんじゃないかなと思ったり。かしわ飯のおにぎりには、妙に相性良かったり。 カリニャンの骨格の確かさにシラーのスパイシーさ、そしてル・トン・デ・スリーズの手品のような手腕で、面白い一本になったのでは...なんて偉そうに思ったり。 この攻めてる感はなかなか好きだなぁ。ごちそうさまでした!
カリヤカ・ズノリ
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『No.806 攻めてる感が良い』 先週の金曜日の話。 娘が通う保育園で、月に一〜二回おにぎりの日がある。普段は白ごはんを持って通園(おかずは園で出る)するのだが、この日はおにぎり持参で、海苔やふりかけ等が自由になる。 そんな日は妻は娘が大好きな炊き込みご飯を炊いて、それをおにぎりにする。 だからこの日も炊き込みご飯をおにぎりにし、余ったご飯は夕飯に炊き込みご飯のおにぎりが出されるわけだ。 というわけで、この日の夕飯のメニューは… ・炊き込みご飯のおにぎり ・野菜のグリル ・トマトと玉ねぎのサラダ そして味噌汁といった具合。そしてこの日はフランスのル・トン・デ・スリーズのプリュタル2017年をお供に。この年のプリュタルはカリニャン80%にシラーが20%というセパージュで、なるほどいつもと異なる感じなのか。 抜栓しグラスに注ぐと、以前飲んだ時とは異なる色合い。ちょっと濃いめの赤黒さ。香りの方は赤黒系の果実の香りに少しだけ漢方的なニュアンス。あと土っぽさも少々。そして一口...おぉ、以前飲んだサンソー100%とはだいぶ異なる...まぁ当たり前だけど。 ル・トン・デ・スリーズらしい軽快な飲み口こそ健在だが、野性味が強く、スムーズな飲み口というよりは少しざらついたテクスチャー。明らかに攻めてる感が強い。これ、おもろいなぁ。 攻めてる感が強い風合いだが、元々の持ち味である軽快感で、食事の邪魔はしない感じかな。ただ今日のような野菜主体のメニューよりは少し肉っ気のあるメニューの方が本領を発揮するんじゃないかなと思ったり。かしわ飯のおにぎりには、妙に相性良かったり。 カリニャンの骨格の確かさにシラーのスパイシーさ、そしてル・トン・デ・スリーズの手品のような手腕で、面白い一本になったのでは...なんて偉そうに思ったり。 この攻めてる感はなかなか好きだなぁ。ごちそうさまでした!
カリヤカ・ズノリ