その日もワインを沢山頂きました。 楽しい仲間と美味しいお料理、そしてワイン、有難いひとときを分かち合います。 6本目は自然派のパカレでございます。 様々な自然派の作り手を育てた、或いは参考されたジュール・ショーヴェを師とするフィリップ・パカレ。 以前はコルトン・シャルルマーニュを頂きつつ裏エチケを撮影し忘れるという失態を犯しました。 彼のワインの味わいは如何でしょうか。 透き通ったルビー。淡く幻想的な雰囲気を醸し出しております。 水を垂らした砂糖、アルコールを感じさせない酒質とコンポート化された果実。 サクランボや赤い花の可愛らしい香り。 中庸な酸味が仄かなアイアンと横に広がっていく。ビオ系の味わいだが、とてもバランスが良い。ヤクルトやヨーグルトの乳化された風味が余韻となり伸びていく。 やや還元的ですが、とても優しくソフトなタッチでございました。

vin-be 1.1