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ワイン | Ch. Haut Brion Rouge(1986) | ||||||||||||||||||||
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くれぺん式ボルドーヴィンテージメモ、1980年代の巻 80年 果実味薄くこじんまり。避けた方が無難。何となくあのバッドな74年を思わせる。 左ベスト 無し 81年 一般的にはスモールヴィンテージ。だが80年や84年より希望はありそう。枯れたイメージだが例外もある。 左右ベスト ムートン・シュヴァルブラン 82年 ザ・グレートヴィンテージ。スケールと恐ろしさは90年以上。値段も恐ろしい。ムートンはいつ飲み頃に?(笑)ラトゥール、ラフィット飲みたい(爆) 左右ベスト マルゴー・シュヴァルブラン 83年 バランスの良いワインの多いイメージ。マルゴーのアペラシオンはワンランク上のワインに変身する(笑)何故か右岸はご縁無し。 左ベスト マルゴー 84年 過去40年ではワーストヴィンテージの最有力候補。このヴィンテージのワインには出会う機会は全く無い(笑) 五大シャトー投げ売り伝説のヴィンテージ。 左ベスト 無し 85年 いわゆるボルドーのエレガンスが自然に感じられるヴィンテージ。それなりのシャトーのワインなら外れ無いのでは? 左ベスト ムートン 86年 ザ・タニックヴィンテージ。生産数が多いせいかこのヴィンテージはやたら出会う機会は多い。いわゆる75年の後継者(笑)だが1級含め飲み頃入ってると思います。 ただ右岸は白馬含めピンと来てくれないヴィンテージ(笑) 左ベスト ラフィット 87年 バッドなイメージの強いヴィンテージだがそんなに悪くも無いのでは?とも思う。パワーは無いのでエレガンス重視な方なら むしろ良いヴィンテージかも? 左ベスト ムートン 88年 タニックで有名な86年の影に隠れてるがこちらも結構タニックなヴィンテージかと思われる。 左ベスト オーブリオン 89年 一般的に良いイメージがありちょこちょこ出会う機会はあるヴィンテージだが、纏める表現がどうも思い付かないヴィンテージ。 何と言ってもオーブリオンの世紀のヴィンテージだがあの怪物のイメージで語れるのは、兄弟シャトーのラミッションだけなのでしょう、きっと。 左ベスト オーブリオン
くれぺん
この日の主役は白がオーブリオンブランなら赤はオーブリオンルージュしかないでしょうということでオーブリオンの86年。 左岸はグレートな年ですがカベソーの評価に引っ張られているので、五大でもカベソー比率は低いオーブリオンは如何か?と思いましたが心配ご無用、オーブリオンは期待通りのスモーキーな香りと一日中嗅いでも飽きない赤系ベリーの複雑な香りの見事なバランスを魅せてくれました。70年代にやや不安定さはあったかもしれませんが、オーブリオンの高いレベルの安定性は素晴らしいものですね。 ちなみにこの日のオーブリオンの前にレヴァンジルの86年が出たのですが写真失念(最近多いな)。 赤系果実のほんのり甘味がチャーミングな熟成ポムロールでした。
くれぺん