今日は長女の誕生日。手巻き寿司に冷蔵庫で眠っていたロゼシャンパーニュ。濃いルビー色。ドライでお刺身にもあう。 以下、メモ。 コート・ド・セザンヌのフォンテーヌ・ドニを拠点に、元々栽培農家であったコレ家。曾祖父母の兄、アンティム氏がいくつかの小さなブドウ畑を手に入れたことが始まりで、そこから1973年にルネ・コレ氏が初めてシャンパーニュをリリースし、2002年からは3人の息子がドメーヌ・コレを運営しています。 このアンティム・シリーズは、はじめてコレ家にブドウ畑という財産をもたらした曾祖父母のお兄さんの名前に由来します。 すべてのキュヴェで100％樽発酵・樽熟成、マロラクティック発酵させていないのがアンティム・シリーズの特徴。 フランス全土から取り寄せた樽を匠に使い分け、シャンパーニュ地方では非常に珍しく、温度管理が可能な樽を使用し、徹底した管理が行われています。 アンティム・サンサションはセニエ法で造られたロゼで、熟成期間5年、ドサージュは6g/Lです。1950年代に植えられた古い区画のピノ・ノワールが使われ、そこにシャルドネを加えることで、芳醇で深い味わいが生まれます。イチゴやラズベリーなど赤い果実のノートに、ほんのりと木のニュアンスも感じられます。 このキュヴェはLes Jeunes Talents du Champagneという才能ある若いシャンパーニュ生産者コンクールで2014年に入賞した経歴を持っています。

kem