【97点】非常に存在感のあるワイン。消費されるワインではなく、鑑賞に値する。しかも価格が極めて良心的。この造り手のフラッグシップが￥7,000を下回るプライスで入手できるのは奇跡的といっても過言ではないだろう。きっとフランス産で同じクオリティーを求めたら￥30,000は少なくとも見積もらなくてはならない。造り手、流通業者、売り手、飲み手すべての調和がとれて成立する境地か目の前に開ける。 【香り】ボリューム豊富。ラズベリー的な若々しく、みずみずしい、チャーミングなベリーの香り。かなり「ロウ(生)」なニュアンスがある。 【見た目】サラサラとしているが、口にすると力強い。赤みが強い紫で深みがある。透明感もある。 【お味】ベリースイート。タンニンは程よくコクはあるか苦味はない。まろやかで心地よいお味がビロードのように広がる。余韻も長い。うまい。 ヴォーヌロマネの一流造り手、もしくは特級畑と通ずる偉大なワインであります。飲んだ分追加購入必死！！

インディ