Dom. de La Romanée Conti Romanée Conti写真(ワイン) by xiphio

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REVIEWS

ワインDom. de La Romanée Conti Romanée Conti(1962)
評価

4.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2021-04-30
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    xiphio

    90年代には、海外オークションに参加してワインをずいぶん買っていました。昔だったので、ワインはとても安かったですね。 今でも当時買ったワインがセラーにまだまだ残っていますが、30年近く前でワイン飲み始めの頃でして、今と違ってボルドーの比率が高かったのは、残念な事です。今思えば、古いブルゴーニュをたくさん買っておくべきでした。 古くて珍しいワインが比較的安く買えるのですが、あまり経路も状態も確認できず入札するわけですから、当たり外れの博打要素はかなりありました。それでも色々なワインが楽しめて、なかなか楽しい時代でした。 このロマネ・コンティ62はその当時に買ったワイン。 画像の、シールで貼った様なラベルは、買った当時と同じです。オークションで買うと、時折こういうボトルがあるんですよね。記憶上一番怪しかったのは、76のラトゥールでラベルがコピーの物(もちろんモノクロ)でした。ちゃんと76のコピーでしたが、他の経路で買った同ワインと比べると、コピーにしても少し縮小されていまして、どうやったのかと、何だか笑ってしまいました。ここまでするんだから、偽物って事はよもや無いだろうと思っていました。いつだったか、既に開けて飲みましたが(76のラトゥールは各経路、結構飲んでいます)、同ワインではトップクラスだと記憶しています。 そんな昔話はさておいて、先日AFグロのリッシュブールを探しに行った折、液漏れしているボトルを発見。取り出して見てみると、液面が、かなりと言うより、半分しか残っていないんじゃ、、と思うくらいに下がっていたので、すぐ飲むことにしまして、本日開栓です。 この派手な液漏れワインが、よりによってロマコン62ってのが、いかにも残念なのですが、逆にこんな事でも無ければ、こんなワイン、一人では開けられませんよね。 液面は何とラベルの少し上、恐らく、元の2/5は既に消えてしまっています。 テイストは液面の低さを完全無視していて、これは全く素晴らしいです。(尤も、過去にはコルクが吸い込まれてしまって、液面に浮いているようなブルゴーニュワインでも美味しく飲んだ事がありますので、この当時のブルゴーニュにしてみればこの位不思議でも何でもありませんが) ワインは、酸は無く、甘く果実味が凝縮した感じもあって、ほぼバロレ・コレクションと同じテイストと言って良いかと思います。精妙であり全方向美しく完璧なバランスを誇る、私の記憶にあるロマネコンティのスタイルとはちょっと違いますが、美味しい事は美味しいですし、私の好みでもあります。 でも何と言っても、蒸発してしまった半分近くのワインが、何だかもったいないですねぇ。

    xiphio

    L

    xiphioさん、こんにちは。 天使の取り分にしては随分と持っていった悪い(笑)!天使?ですね? それにしても、それでも崩れる事なくワインとしての品位を保っている!のはやはりロマネ・コンティ!だからでしょうか? 素晴らしい出来事!でしたね!

    Katsuyuki Tanaka

    L

    Katsuyuki Tanaka様、何時も見て頂いて有り難うございます。 これ程液面が下がったボトルは、私も初めてで、流石にこれはダメかも、と思いつつ開けました。 デュランドのおかげで何とか無事開栓。コルクは「グズグズ」と言うより、むしろ泥みたいでした。 理由は分かりませんが経験上、幾ら液面が下がっていて危なそうでも、この時代のブルゴーニュは結構美味しい事が多くて、そこはボルドーとはかなり違う気がします。 以前、液漏れして液面が下がったブルゴーニュで、次に飲もうと立てておいて数日後、さて飲もうと見てみると、コルクが中に吸い込まれて液面に浮いていたって事も有ったのですが、そんなワインでもとても美味しかったです。(以来、コルクが弱くなったボトルは、極力立てないようにしています)

    xiphio

    L

    66のラ・ターシュを2002年に開けた時はコルクのトップから1センチまでコルクが縮んでいて、辛うじて液漏れしない状態だったので愕然とした事があります。 経験上、ワインはまだもつとは思いますが、最上のコルクでも30年を越えると後は運任せかなと思っています。 でも、古いブルゴーニュは液面が下がっていても大丈夫な事が多いとの事。 参考になります。

    chambertin89

    L

    chambertin89様、 一応、私の個人的感想ですし、嗜好の差もあるでしょうから、参考までにしてくださいね(同意見の方、まだ知りませんし)。 古いワインは随分開けている方だと思いますが、本当に色々なコルクがあります。 仰る様な、半分から上が役をなしてないのも有りますし、希にですが、逆に下半分が縮んでいるのもありました。 一番困るのが、コルクを軽く触っただけで、あれあれ見てる間に、中に吸い込まれてしまう場合です。3度以上そう言う経験があります。大概はかなり古いコルクなので、液面に細かいコルク屑やら、黒いカビの粉みたいなのが、盛大に広がってしまいます。 そう言う場合に備えて、うちでは細いビニールチューブを用意してありまして、これでサイホンの原理を使い、下の方から静かにデカンタにワインを移して飲んでいます。 でも、60年代のワインでも、まだキチンとしたコルクって結構多くて、昔に思ってたよりはずっと長持ちしそうです。今日開けた、62のオーゾンヌもなかなか良いコルクで、キチンと役目ははたしていました。

    xiphio

    xiphio
    xiphio

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