オーストラリアとナパのカベルネソーヴィニヨン、1人ブラインド飲み比べ会（泣）写真はオーストラリアのもの いずれも共通しているのは、新世界らしい暖かく恵まれた栽培環境の産地という点 経過年数はどちらも2015年収穫にて ・南オーストラリア （作り手 リチャードハミルトン、マクラーレンヴェイル産、alc.14.5%、定価3000円くらい？） 対面が見えない程の濃さ、黒さも感じさせる濃いガーネット、エッジには明るさもあり若さを抜けた。粘い チョコレートのニュアンスを伴った、濃く熟した収穫果実のような第一印象。カシスリキュール、（カベルネを連想させる）ミント、スギシダ、セルフィーユ、ローストバニラ フルーツ中心に重心の低い香り 味はアタックからアフターまで持続性が強く、旨味による強い収斂性が印象的。カリッとして骨格を成すクランチな酸味も強く、全体的に生命力を感じさせられるような。タンニンの質が角の取れたシルキーな印象。 カベルネの品種らしさが表れた、艶のある濃縮感の強い果実主体の全容。 この産地といえばシラーズだけれども、いやこれは中々…素晴らしい一本。 ・ナパ （コストコブランド、オークヴィル産、驚異のalc.15.0%、税込約2500円） 縁に鮮やかさのある濃いガーネット、ネバネバ キャラメリゼしたフルーツスイーツのような香りの第一印象。ダークチェリーのコンポートなど甘く煮詰めた果実、ジャミーな。チップのような焦がした樽、キャラメル、カラメル、ミルキーな。奥の方にミント。コショウやピンクペッパー、alc力強くインキー。良い意味でシンプル。 味は甘いニュアンスの強い濃厚なアタック、"存在する"という形で立派な酸味、主張のあるタンニン、とにかく熟れた煮詰めた果実感が主体で、パンチのある、一杯あたりの満足感の高い。 ブラインドは正解、値段も違う中であえて二者で比べるなら、マクラーレンヴェイルの方はカベルネソーヴィニヨンのワインが欲しい時、オークヴィルの方は濃厚でパンチのある赤ワインが欲しい時、で選ぶとより満足できるだろうと思った。それぞれ一商品なので、産地特徴とまでは捉えたくないものの。

サトーさん

あっ、ヤフオクでこのハミルトンのカベルネ買ったんですね！自分もウォッチしてましたが入札忘れてました^^; なかなか美味しかったようで良かった♪ この作り手の樹齢120年くらいのトップキュベのシラーズが美味しく2回飲み、さらに現在自宅にもう一本あります（すべてヤフオクで格安） う〜ん、この産地のカベルネは珍しいからサトーさんと競り合えば良かったかな！笑

YD

深みのある美味しい一本でした、落ちてくれて良かった！ これはシラーズも是非飲みたくなる…けどそういえば最近シラー単体を飲んだ記憶が全く無いから、まずはそこから始めます いつかYDさんと入札し合うなんてことがあるかもしれないですね（笑）

サトーさん