ポールオタール、シャトーヌフデュパプ 2007。ローヌ当たり年、まだまだ若いです。WS95点。 いいワインは開けた瞬間に芳香が広がるんですよね。お花畑と健全な畑の香り。色調は濃すぎずもエッジに退色は見えません。 当然のことながら凝縮度は高いものの、パンチとかガッツンというより、ネクターの濃さを感じます。ただし、収斂性は高く歯茎が引き締まります。 太陽の力を感じつつも、品を保ったエレガンスにフランスらしさを感じます。今後さらに注目度は上がっていくのでしょう。 グローバリズムの進展によって、ボルドー、ブルゴーニュの銘酒は庶民の手の届かない存在になってしまいましたが、旧世界にもコスパの優れたワインはまだ残っているようです。とはいえ、時間の問題かとも思います...

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