カッシーナ・チェックのエルバルーチェ・ディ・カルーソ・スプマンテ・サン・ジョルジオ イタリアのDOC法の良いところの1つとして、多くのDOCに対してスプマンテやパッシートなどを許可していることです。これで造り手もチャレンジできますし、消費者も多様性を楽します。DOCGエルバルーチェ・ディ・カルーソも例に漏れずスプマンテが許可されており、その代表格がこのワイン。一応規約として瓶内二次発酵で造る必要があるため、ここが造り手としてはネックとなりそう。 薄い麦わら色。泡立ちは豊か。グレープフルーツ、白粉。 ギュッと引き締まりのあるスプマンテ。ニュートラルで極辛口。フレッシュで切れ味鋭いタイプで、無駄のないシンプルな味わい。フランチャコルタを思わせるタイミングもあり、没個性気味ながら飽きずに楽しめるワイン。 写真は品川「路地裏」のもつ焼き。

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