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2.5
チリはマウレ・ヴァレーのパイス。DOセカノ・インテリオールはクリコ、マウレ、イタタ、ビオ・ビオの各ヴァレーのパイスとサンソーにつけられる、特別な原産地呼称。 パイスは16世紀にスペインからもたらされた、チリの最初のワイン用ぶどうでした。 その後国際品種によって淘汰され、ぶどうの木は打ち捨てられてしまいましたが、ゆえに古木が今に生きます。ボジョレーの高名な生産者マルセル・ラピエールの薫陶を受けた若き醸造家ルイ・アントワーヌ・リュイットがそのパイスの古木に光を当てたのが2007年。マセラシオン・カルボニックを駆使し、パイスを華やかでフレッシュなワインとして再生させました。 その後大手造り手も追従。パイスはチリの古く新しいワインとして評価を受けつつあります。 このパイスは、しかもドライファーム。雨が少なく灌漑が必要なチリで、敢えて灌漑無しで栽培したぶどうで造られる自然派。2000円以下でこのレベルが飲めるのは、関税免除のチリならではですね。 色合いはマセラシオン・カルボニックらしく濃いですが、香りはカシスやスミレ、キャンディ香。味わいは酸もタンニンもそこそこのライトな造り。チャーミングです。 我が家は鶏肉のハーブ焼きを合わせました。
ぷろせっこ
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チリはマウレ・ヴァレーのパイス。DOセカノ・インテリオールはクリコ、マウレ、イタタ、ビオ・ビオの各ヴァレーのパイスとサンソーにつけられる、特別な原産地呼称。 パイスは16世紀にスペインからもたらされた、チリの最初のワイン用ぶどうでした。 その後国際品種によって淘汰され、ぶどうの木は打ち捨てられてしまいましたが、ゆえに古木が今に生きます。ボジョレーの高名な生産者マルセル・ラピエールの薫陶を受けた若き醸造家ルイ・アントワーヌ・リュイットがそのパイスの古木に光を当てたのが2007年。マセラシオン・カルボニックを駆使し、パイスを華やかでフレッシュなワインとして再生させました。 その後大手造り手も追従。パイスはチリの古く新しいワインとして評価を受けつつあります。 このパイスは、しかもドライファーム。雨が少なく灌漑が必要なチリで、敢えて灌漑無しで栽培したぶどうで造られる自然派。2000円以下でこのレベルが飲めるのは、関税免除のチリならではですね。 色合いはマセラシオン・カルボニックらしく濃いですが、香りはカシスやスミレ、キャンディ香。味わいは酸もタンニンもそこそこのライトな造り。チャーミングです。 我が家は鶏肉のハーブ焼きを合わせました。
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