悲しい時、嬉しい時にシャンパーニュ。残念なことに悲しい時に開けることが多いです(笑) 「シャンパーニュは勝利の時に飲む価値があり、また敗北の時には飲む必要がある」 という言葉がとても大好きです。 本日のシャンパーニュは三本1万円セットに入っていたもののうちの一つ。 G.X.CROCHET ガエルとグザヴィエ クロシェ夫妻のメゾン。 両氏共にシャンパーニュの生産者の家系同士で、醸造大学で出会い結婚したそう。なんだかロマンがありますね。 ワインの外観は少し色づいたペールイエローに若干のグリーン。初日の泡立ちは非常に力強く、緻密。 香りはレモン、グレープフルーツ、洋梨のコンポート、ママレード、蜂蜜にバニラと柔らかく暖かく、甘味を感じさせる印象。 味わいは複雑味のある印象。果実味は非常に成熟しており、しっかりした、ピチピチとした酸に白い小石のようなミネラル感。余韻は長く、綺麗な酸が残るのが印象的。 ぶどうの熟度が高い印象。初日は泡の膨らみも強く、甘味が支配的でしたが2.3日と経つにつれて泡が落ち着き、果実の酸、ミネラルが際立つ非常に美味しいシャンパーニュに化けます。

Sugi.