ブリュノ・クレールのマルサネ・ロゼ。 マルサネのロゼは3大ロゼの1つと言われ(諸説ある)、コートドールで唯一村名を名乗れるロゼワイン。 そのマルサネ・ロゼを二十世紀初頭に発明したのがドメーヌ・クレール・ダユのジョセフ・クレール氏で、ブリュノ・クレールはその彼の孫にあたる。 マルサネの畑は相続の過程で多くを失ってしまったようだが、ブリュノ・クレールはマルサネ・ロゼの第一人者と言われている。 ヴィンテージは2015。 若すぎるのか抜栓初日は全く美味しくなかった。2日目からはチャーミングはワインに。 美しく朱色がかったピンク。 木苺、樽香。フローラルなニュアンス。 タンニンは殆ど感じない。スッキリした飲み口で、フレッシュでやや過度な酸味。見た目と違ってアルコール度数は高めで辛口。 後味は若いピノ・ノワールだが、全体的に白ワインのような印象。その為、恐らくどんな料理にも合う。 料理と一緒に楽しむべきワインで、単独で飲むと少し物足りないかなと。 色は本当に美しいので、ハレの日にも活躍しそう。

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