我が家初登場。スペインはバスク州の白、ゲタリアコ・チャコリーナ（チャコリ・デ・ゲタリア）。微発泡の白。 バスク州はもともとバスク人と呼ばれる人たちが住んでいた地域で、フランスとスペインを隔てるピレネー山脈の両側に住んで、独立の文化を築いてきたのだそう。なので、現在も国は違えどフランス南西部と共通した文化を残しており、ワインのぶどう品種も両地域で栽培されるものもあるのだそう。 このチャコリシリーズは、ゲタリア、ビスカイア、アラバの3つがあって、生産地は違えど、いずれもオンダラビ・スリという珍しいぶどうから造られます。色合いはふつうにレモンイエローながらオレンジがレモンのようなピール系の香り、苦味とやや青さを感じる、爽やかな塩味と酸味のある味わいです。 塩味と言えば、同じく大西洋に面するお隣アラゴン州の有名な白、アルバリーニョに通じるものがあります。 我が家は鳥肉とじゃがいもの炒めを合わせました。海のワインなので、シーフードは合いそうです。

ぷろせっこ