なかなかお目にかからないカナダ、のカベルネ・フラン 若さを感じる紫色がかった、やや淡めのダークチェリーレッド 粘性はやや強め 抜栓直後は少し嫌気的な印象があるものの、しばらくするとシナモンのような？スパイスの香りが出てくる そしてラズベリーやブルーベリー、ブラックベリーなどの赤黒系ベリーのフルーティな香りも立ってくる 口に含むと、瑞々しく凝縮感のある果実味が味わいを占める 酸味は程よく、アルコールやタンニンとのバランスも良く、食事が進むミディアムボディ 喉を通る際にややしっかりめのタンニンを感じる 青みは無く、余韻にほのかなスミレ感と鉄っぽいニュアンス 樽ではなくステンレスタンク発酵・熟成とのこと しなかやかな力強さがありつつも、クリーンでどこかチャーミングな趣のあるカベルネ・フラン カナダのカベルネ・フランは青くない、という話は本当でした 良い意味で、これまであまり味わったことの無い新しい雰囲気 （☆3.2）

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