2003 ストーンストリート　ニックポイント　カベルネ・ソーヴィニヨン　アレクサンダー・マウンテン　アレクサンダー・ヴァレー　ソノマ　カリフォルニア/USA 水曜日のワイン。 オージービーフの、リブロースとカイノミのステーキに合わせて、久しぶりにカリカベ（CS100%）を開けてみました。 ストーンストリート…初めていただくワインになりますが、WEBで調べてみると、何だかすごいことが記されていましたので、以下にコピペしておきます。 『ストーンストリートはカリフォルニア州ソノマ郡アレクサンダー・ヴァレーAVA内のアレクサンダー・マウンテンに位置するワイナリー。ケンダル・ジャクソンの創始者ジェス・ジャクソンが1995年に設立しました。「ストーンストリート」とはジェスのミドルネーム。ジェスは「この土地は史上最高の葡萄園になる運命がある」と述べており、自身の名前をワイナリー名にしたことからも彼の力の入れ様が伺えます。』 そんな曰くのあるワインが3800円＋税。試してみないわけにはいきません(笑) エッチングなのかリトグラフなのか区別がつきませんが、アレクサンダー・マウンテンを描いたと思しき版画風イラストを使ったクラシックな印象のエチケットが、なかなかボルドーっぽくて私の好みです。 ヴィンテージ表記部分にあしらわれた鷲（？）の意匠が、キャップシール部分にも複数箇所繰り返されていて、ボトルデザインに小技が効いています！ ところが、何たる油断！ 抜栓途中でコルクが中折れ…瓶詰から20年近く経ったワインに対しては、もっと慎重にならなくては。 CS100%ということで、グラスはシドニオスのレステットをチョイス。 外観は熟成感のほとんど見られない濃いガーネット。 照りは強めですが透明感がないというか、グラスの向こう側が見えない濃度のワイン。 移動からあまり間を置かなかったため、大量の澱がまだ落ち着いていなかったようです(>_<) それでも開けちゃったからには飲みますよ！ グラスからは、カシスやプルーン、ブラックベリーなど熟した黒系果実オリエンテッドな香り。 シガーやキームン茶、ドライフルーツなどの熟成由来の香りに加えて、クローヴやブラックペッパーなどスパイスのニュアンスも。 シダー系の風味はあまり強くなく、そのあたりがボルドーとの明確な違いか？ 口に含むと、凝縮された果実味と濃厚な旨み…とにかく濃い(笑) ただ、時に磨かれた分、タンニンはまろやかで口あたりは滑らか、予測を超える豊富な酸と味覚を締める硬めのミネラルのおかげか、味わいには意外な軽やかさがあり、余韻も「あっさり系」。 この味わいは「肉専用」、それも、噛めば噛むほど味わい深くなる赤身のビーフにピッタリという感じで、牛肉ステーキ以外の合わせるべき料理を思いつきません(*_*)

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