『No.565 ブリュタル、お前もかよ！』 土曜日。休日。今週は結構気が張っていたことが多かったせいか、娘を保育園に送っていって、所用をいくつか済ませて、家に帰ると、ぐったりな感じだったので、流れに任せてベッドに倒れ込み、しばし午睡...30分くらい寝たかなぁ...なんて思ってたら、3時間も寝てた... あぁ、寝過ぎた。 そして、娘を迎えに行き、夕飯作りに勤しむわけで。 そんな今夜の夕飯メニューは... ・きのこと鶏肉のグリル ・鶏ひき肉のトマトバジルソースショートパスタ ・ツナのキッシュ(市販品) きのこを大量に調理すると、なんだか秋だなぁ...と思う辺り、僕は単純な人間なんだなぁ。それはそれでいいとして。そんな今日は大好きなル・トン・デ・スリーズのブリュタル・ルージュ2015年をお供に。サンソー100%のこの一本。ようやく飲める時が来てボクはめちゃくちゃ嬉しいなぁと思ったりするわけで。 グラスに注ぐと、淡い色合いにびっくり！これはロゼじゃないか？ってくらいの淡さ。もしくはトゥルソーみたいな。そしてシュワシュワーっとこれまた淡いガス感。香り的にはベリーやチェリーのようなチャーミングな果実香。そして一口...うわっ、淡い色合いの液体感とはまるで逆の旨味たっぷりな飲み口。これはすごいな。酸味も柔らかでスムース。ストレスなくスルスルルと飲めるなぁ。 木苺やチェリー、出汁っぽさも相成って、今日のきのこのグリルとはドンピシャの合い具合。良いっ、実に良い！好きな作り手だからついつい贔屓しちゃいそうだが、これは贔屓せずとも自分のどストライクな味わい。 飲みながら、ついついブリュタルお前もかよ！とさまぁ〜ずの三村氏風にあの名言を言いたくなる...なんかしょうもないけど。それにしても美味しいサンソー。ただチャーミングなだけでない、しっかりした旨味も感じられる...流石アクセル・プリュファー！ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ