典型的でないプレミアム米国ワインを集めた『変態ワイン会』⑩ ジョセフフェルプスのこの希少なデザートワインは、同じ主催者のレアムの会で飲んで以来2度目 ショイレーベという珍しいブドウをクリオエクストラシオンで極甘口に造っているため、酸はさほど高くなく、貴腐の香りもないが、バランスは良く、果実由来のみの複雑なアロマが魅了する❤️ 10. Joseph Phelps Delice St. Helena, Napa Valley 2018 ジョセフ・フェルプス デリス セント・ヘレナ ナパ・ヴァレー 産地:カリフォルニア/ナパ・ヴァレー/セント・ヘレナ 品種:ショイレーベ 100% 建設業から始まったジョセフ・フェルプスは1972年、カリフォルニアのセントヘレナ近郊、スプリングヴァレーにその名を冠したワイナリーを設立した。 ジョセフ・フ ェルプス・ヴィンヤーズで大切に育てられたブドウ畑は、起伏のある広大な牧場やオークの森といった豊かな自然に囲まれている。多くの品種を生産するフェルプス社は ナパ・ヴァレーやバッカス・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてカルフォルニアで最も芳醇で深い味わいを持つインシグニアを世に送り出し世界的に高い評 価を得ている。 ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズでは、1970年代から厳選したヴィンテージでデザートワインを生産している。ワイナリーといえばインシグニアが有名だが、1980年代にワイナリーが初めて発表したデリスという名前は、ジョセフのお気に入りの一つであり続けてた。セントヘレナにあるホームランチヴィンヤードで栽培されたショイレーベを使用したデザートワインを発売するにあたり、デリスという名前を再使用し た。 カリフォルニアの数少ないショイレーベの畑の一つで、葡萄は手摘みされ、冷凍され、その後部分的に解凍され、長く穏やかな圧搾が行われた。果汁は、この品種の繊細なアロマを保持するために、低温でステンレススティールにて発酵させた。 2018年のデリスは、香り高い白い花、オレンジの花、ドライマンゴー、熟した桃、洋梨、砂糖漬けのレモンピールで満たされている。明るく、まろやかでクセのない、幾重にも重なったシルキーな質感と長く心地よい余韻が特徴。 ・世界的にも珍しい自社畑のショイレーベを使用

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