ワイン | Monteraponi Chianti Classico Baron' Ugo(2014) | ||||||||||||||||||||
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至福のひと時をお過ごしになったんですね。 羨ましい。 ワインも珍品みたいですね。
糖質制限の男
糖質制限の男さん お風呂が程良い湯温の白濁温泉で、硫黄の香りも強すぎず弱すぎずで快適でした。直前予約の格安プランでしたが、全体に満足できました。ワインはわざわざ格下げして出しただけあって、いつもの年に比べればパワーや凝縮感に欠けた仕上がり。見方を変えれば繊細でエレガントな出来とも言え、畑の特徴が分かりやすく表現されていたのではないか?と思います。美味しかったですよ♪
iri2618 STOP WARS
2014 モンテラポーニ キャンティ・クラッシコ・ バロン・ウーゴ トスカーナ/イタリア デカメロンワイン・その4 14世期中頃の黒死病(ペスト)が猖獗を極めたフィレンツェを舞台に書かれた「デカメロン(十日物語)」を引き続き読んでいます。 物語では、10人の若者たちが、黒死病が席巻するフィレンツェを離れ、避難先の別荘で優雅な疎開を楽しむのですが、その顰に倣って、本日は家族4人で1泊2日の湯治に来ています。 のんびり温泉に浸かり、トスカーナのワインを飲みながらデカメロンを読み、また湯を浴びる…ハアゴクラクゴクラクε-(´∀`; ) 本日いただいているのは、2014のモンテラポーニ、キャンティ・クラッシコ バロン・ウーゴです。 このワイン、2016年の9月にいただいていて、vinicaにもレビューを上げています。 その時にも書きましたが、本来ならキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ(CCR)格付の単一畑のワインですが、この年だけデクラッセ(格下げ)してキャンティ・クラッシコ(CC)としています。 エチケッタに斜めに入っている斜めのレッドラインは、そのことを表しているみたいですね。 いまのところ、2014年のみ存在する、ちょっとマニアックなワイン?です(笑) さてこのワイン、雨の多かった2014という年を反映して、キレイな薄旨ワインとなっています。 外観は、ご覧の通りかなり淡いガーネット。薄めの色合いですが、まだまだ黒みが残っていて、フレッシュな状態です。 香りは、スミレの花、黒果実、オレンジのコンフィ、ドライフィグ、ナツメグ、錆びた鉄、レザー、エスプレッソ。 4年前と比べると、感じ取れる要素は減ったように思いますが、逆説的ですが複雑さは増しています∑(゚Д゚) 前回、真っ先に感じた赤果実系の香りが後退して、全体に統一感や熟成感の出た香りに変身中という感じ♪ 口に含むと、非常にドライですが、果実の味わいが旨みを残して減衰中で、以前も感じたミネラルの強さやスパイシーさが、より存在感を増しています。 酸は相変わらず強めですが、角が取れて丸くなってきましたね! フィニッシュにはミネラル由来の硬い苦みが残り、余韻はそれほど長く続きませんが、ひとつひとつの話が短めなデカメロンを読むには、ちょうど良い長さです(苦笑) 物語は、漸く3日目に突入。 ちなみに、2日目の第10話に「ヴェルナッチャの白葡萄酒」という記述があって、思わずニヤリ。なんと精力剤として使われていましたよ∑(゚Д゚) しかし、物語が書かれたのは、日本で言えば室町幕府の頃。 デカメロンで語られる登場人物たちの思考や行動が驚くほど現代人のそれと似ているのと比べて日本はどうだったのかな? と、彼我の違いに思いを致さざるを得ないですね(*_*)
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