『No.614 我が家は今夜も常夜鍋』 先日、初めて作った常夜鍋。家族からも好評で、今夜も常夜鍋を食べることに。 昼に食べた味噌ラーメンが思いの外コッテリしており、家族的には胃袋が悲鳴をあげてる状態。そうなると比較的さっぱりなものが夜ご飯にはいいんじゃないかと思ったり。 そんな今夜の夕飯は... ・常夜鍋 ・刺身盛り合わせ 刺身盛り合わせは常夜鍋用の豚肉を買ったスーパーにあったお勤め品。ありがたやありがたや。そして今夜の一本は、イタリアのファゾーリ・ジーノのプロセッコ・ラ・コルテ・デル・ポッツォ2017年をお供に。グレーラ100%のプロセッコ。今日の常夜鍋と合わせてみたかったんだよなぁ。 まずは王冠を慎重にシュッポーン...おぉ、景気良い音が...でも吹きこぼれなーし！流石である。グラスに注ぐとシュワワーンと気持ち良いであろうきめ細かい泡。香りの方は...グレープフルーツのような柑橘感も感じるけど、どちらかというと蜜の詰まった林檎や梨のような香りかなぁ。そして一口...あぁ、これは実に美味しいなぁ。ほのかな甘味の後に口中に広がるドライな辛口感とほろ苦さ。液体に溶け込む泡も実にきめ細やか。 思った通りに常夜鍋と抜群の相性。常夜鍋の具材である豚ロース、ほうれん草、ウインナーとどれとも外れることなくお互いが寄り添うような味わい。スルスルと進んでしょうがない。 価格帯からしても、この味わいは素晴らしいものがある。好きな言い回しじゃないけど、コストパフォーマンスは抜群。 ただ、刺身(特にブリ)とはちょっと味が喧嘩してるような気がしないわけでもないかな。なんだか魚独特の冷え臭さみたいなのとちょっとぶつかっちゃうかな...って感じ。 このワインはわりと豚や鶏等の肉類か、火を通した魚介類といい相性なんじゃないかな...と思ったり。 何はともあれ、これは僕好みの味わい。リピート決定ですな。ごちそうさまでした♬

カリヤカ・ズノリ