本日は久しぶりのカリピノ。 カリフォルニアのロマネ・コンティことJENSENを擁するカレラよりSELLECK。 カリピノといえばカレラですよね。 JENSEN,REED,RYAN,MILLSは飲んだことがありますがSELLECKはお初。 どうもジョシュ・ジェンセン氏は自らの名を冠したJENSENよりもSELLECKがお気に入りなんて話を聞いたこともありますし、某ワイン誌にて最高得点を記録しているのもSELLECKらしい。そして2007年はたしか2012年と並んで最高得点を記録したはず。ということで期待が広がりまくります。 ピノ・ノワールにしては濃い香り。 木の香りにハーブ、黒系果実と赤系果実が混在し、スワリングすると森を感じさせるような香りにバニラのような甘さも感じられる。他にも色々要素はありそうだが言い表せないのが口惜しい。 久しぶりに複雑な香り。 口に含むと開けたてだからかバランスの悪さが目立つ。 酸味とタンニンが落ち着かず、奥にある果実味を隠してしまっている。 もう少し前もって開けるべきだった。 一旦2,3時間放置。 抜栓3時間後。 香りは赤黒の果実が前に出るようになった。 味わいはやっと本領発揮というところだろうかパワフルながら上品な甘さの果実味が主張を強めてきた。しかしまだ良くない酸味、渋みがあり舌触りも若干気になる。明日まで様子見。 抜栓2日目。 香りは干しぶどうのような凝縮果実が少し強くなった。 味わいはかなり落ち着き、果実味、酸味、タンニンともに昨日に比べると上品に纏まっている。しかし昨日の噛むようなパワフルな果実味が大人しくなったのが少し残念。 香り、味わいともに楽しませてくれ、 十分美味しい部類ではあるが期待が高かったため少し残念。

AGM