Jordi Llorens Vi de Taula Blan d'Anzera写真(ワイン) by Kohei I

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REVIEWS

ワインJordi Llorens Vi de Taula Blan d'Anzera(2019)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2021-10-27
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    価格帯
    価格
    インポーター

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    Kohei I

    Celler Jordi Lorens セラー・ジョルディ・ロレンス 記録をたどれば、ロレンス家族がタラゴーナのブランカフォルトでブドウを育て始めたのは、少なくとも1779年。ブランカフォルトはDOコンカ・デ・バルベラの丘々の狭間にある小さな村で、エスコーダの北10km程のところに位置する。今日、一家は20ヘクタールの土地を所有し、そのうちの13ヘクタールにブドウが植わっている。ジョルディ・ロレンスには、エスコーダとメンダールを通じて出会った。ジョルディは現在管理人として、スタッフ1名と共に実際に畑で仕事を行っている。手元にはワイン5,000本分程を残し、収穫したブドウは地元の協同組合とホアン・ラモンに売り、醸造はホアン・ラモンとロレアーノ・セレスのアドバイスと励ましを受けながら行っている。 Celler Jordi Lorens彼の初ヴィンテージは2012年。セラー・エスコーダで2013年に開催された、「H2O」と名付けられたテイスティング・イベントの第一回目で試飲した時の印象には凄まじいものがあった。ジョルディはジョアン・ラモンの横で、私たちが輸入する2本のワインを紹介していた。両者のブレンドは似ていても、果実味のキャラクターとスタイルは全くの別物。ワインはよりソフトで甘美ながら、仲間のワイン同様、傑出したエネルギーとフレッシュネス。 彼の優れた初ヴィンテージがビギナーズ・ラックの”たまたま”では無かったことを確認するため、2013年まで待っての輸入。2年目の今ヴィンテージも、1年目と同様に上出来。元々の生産量が少ない上、ボトルの多くがバルセロナの新しいナチュラルワイン専門バー、Can Cisa-Bar Brutal(カン・シーサ/バー・ブルタール)に卸されたため、手に入った量はわずか。スモイ、ボバルといった伝統的なブドウ品種が認められなかったため、ジョルディは2014年にワインをDOコンカ・デ・バルベラから格下げした。(輸入元資料より) ジョルディロレンスが初めてワインをオフィシャルリリースしたのは2012年。僅か数年の内にメキメキと頭角を現し一躍スターダムへと伸し上がった感が強い彼ですが、その道程は果てしなく長くうねったものでした。1700年代の後半からタラゴナにあるブラン力フォルトでブドウ農園としてその歴史をスタートしたロレンス一族。脈々と受け継がれて来た15haに満たないブドウ畑のケアを一切の化学薬品に頼らない方法で健やかに行って来たジョルディですが、 その全てを地元農協へ格安で販売し細々と生計を立てていました。 日々の喜びをパンコントマテと地元ワインに見出していた彼に転機が訪れたのは、お膝元であるコンカ・デ・バルベラでコンベンショナルとは対極に位置するワイン作りを推進していたロマンスグレイの長髪を廃かせる男と出会いました。工スコー夕・サナフーヤのホァン・ラモン・エスコーダです。ジョルディの育てたブドウが持つ類稀なるポテンシャルに夢中になっていたホァン・ラモンがジョルディへとオファーしたのは継続的なブドウの購入。そして彼の元で働きながらワイン作りを身体に叩き込むオケージョン。ホァン・ラモンだけでなく、 彼の盟友メンダールのロレアーノ・セレスも含めた現地2大巨頭を師と仰ぎつつ醸造へとのめり込む機会を得た訳です。 ファーストビンテージから5年。ジョルディのワインは師とブレンドこそ似ていな がらも更に磨きあげられたかの様な、徹密さとフレッシュネスが内在する他に類を見ないスタイルを表現するに至っています。

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