2本目はこのシャンパンでした。調べてみると1900年初頭に、毛皮商で成功したウジェーヌ・エメ・サロン氏がパリで王族や俳優の社交場だったレストランに通うようになり、そこからシャンパーニュ造りに目覚めていきました。そして、フランスのシャンパーニュ地方にあるメニル・シュル・オジェ村にてシャンパンのメーカー「サロン（SALON）」を設立しています。シャンパーニュ地方のなかにあっては、サロン社は異色の存在です。みなさんもよく耳にすると思いますが、一般的にロゼやヴィンテージなど数種類のシャンパンが存在しますが、サロンでは、ル・メニルのシャルドネ種だけで、ヴィンテージ品の1種類のみ作っています。さらに、サロンは葡萄の出来に納得がいかない場合はシャンパンを作らず、納得のいく、出来の良い葡萄のみを厳選し使用してシャンパンを造ります。熟成の仕方にも独自のこだわりがあり、若いうちから飲みやすくすることができる乳酸菌を使用したマロラクティック発酵は行わず、最低でも8年間瓶熟成します。その為、葡萄が採れてからシャンパンとして出荷されるまで最低でも10年もの歳月がかかってしまうのです。生産のこだわりが分かってもらえたかと思いますが、それほど高い品質にこだわりを持っているので、必然的に希少性が高まります。それが20世紀の100年間の歴史の中で37ヴィンテージのみしか存在しないという「伝説」 を生みだしたわけです。その後、21世紀ファーストヴィンテージとなる2002年を出荷し、2004年、2006年～と続いています。さらに、一回の生産量自体も少なく6万～8万本ほどとなっており、生産量が少ないことで有名な高級シャンパン「クリュッグ」でも１年で５０万本生産されていますとのこと。やっぱりゴッセと比較すると違いが出ますね…　キメの細やかさとコクが断然サロンの方が上です。料理とも合いますね～

gucci5779

ダヴィンチですね～

アン爺

単純であることは、究極の洗練である。 by レオナルド・ダ・ヴィンチ　本当にその言葉を忠実に再現している料理でした！

gucci5779

名古屋には、 不思議なお店 ありますね～

アン爺

ですよね…　東京とは違う独特の文化が名古屋にはあります。田舎ですから(笑)

gucci5779