開栓直後、強くフルーティな香りが立ちます。ふむ、いい感じ。期待が膨らみつつ飲んでみると… 感じたままに書くなら、お味が希薄❓ タンニンも甘みも厚みも余韻もすべてが弱い❓ そして恐らくはネグロアマーロに由来すると思われるとても個性的風味が…（これは決して悪くない。） ところが、ほんの数分経つうちにタンニンも厚みも強さもググッと増しました。甘みも酸味も力強くなりました。ちょっと驚き。こんな風に開くワインもあるのかと、少し経験値が増したように思います。 ところが❗️ 翌日飲むとまたお味が希薄… なんだこの子は❓ まるでからかわれているかのよう… 今後、こういうワインに出会うことがあるかどうか分かりませんが、こういう不思議なタイプを「小悪魔ワイン」と呼ぶことにします。

Sempiternam