『No.631 華やかでチャーミング、でも若かった』 日曜日。今日は妻は娘と友達のところへ遊びに出かけたので、僕はすっかりダラけモード突入。最近こういうダラけモードになると、少なくとも町内から出るのも億劫になるわけで。 そんな今日は、豚の角煮を作ってみた。時間がかかる煮込み料理は、こんなダラけモードな日にはうってつけだったりするのだ。 そんな今夜の夕飯は... ・豚の角煮 ・コロッケ(昨日の残り) ・ほうれん草とシメジとウィンナーのソテー ・ご飯と味噌汁 そして今夜は、イタリアはカラブリアのラーチノのスシ・ネ・パ・アン・マリオッコ2017年をお供に。久しぶりのラーチノ。マリオッコカリーノ100%の一本...って、ラーチノって聞いたことない葡萄ばっかだよなぁ。なんだか実験工房のよう。 そんなこんなで、まずは香りの方を...ほぉ、花のようなアロマティックな香りがフワーッと鼻をくすぐってくる。少しだけど湿ったレーズンのような甘い香りも。まず香りは非常に素敵である。そして一口...おぉ、思いの外強い酸味だなぁ。グッとくる酸味とこれまた少し強い渋味。 ちょっと開けるのが早かったかな？ 確かに魅力的なアロマではあるけど、酸味と旨味、渋味とのバランスが若干ちぐはくのような... ただ今日の豚の角煮には相性良かったなあ。多分少し甘じょっぱめな味付けだからかな？まぁ今回は角煮が手前味噌ながら美味しくできたから、よしとしよう。 華やかでチャーミング、ただ少し若かったかな...ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ