Moritz Gfanga写真(ワイン) by ぺんぺん

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LL

REVIEWS

ワインMoritz Gfanga(2014)
評価

4.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2017-11-11
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ぺんぺん

    ホイリゲパーティに向かう途中に山梨ワインの試飲会に立ち寄ったワインショップにこのブラウフレンキッシュが置いてあり、私はここのツヴァイがとても好きなので、こちらも是非飲んでみたいと思っているのです…という話をした直後に、なんと、会場にこのワインが並んでいたのです❣️ 『1ha。粘土質、ローム土壌。ブラウフレンキッシュ100%。平均樹齢約40年のVV。1000~1300リットルのフレンチオークで12ヵ月間熟成。ノンフィルターでビン詰め。「グファンガ」は畑名です。年間生産量は約2500本のみ。』 参考(あるワインショップのHPより):  「ミッテルブルゲンラント」の最主要村のひとつ、ホリチョン村に1964年に設立されたワイナリーで、2004年以降、2代目アフルレッド・モリッツが運営しています。所有面積はわずか3ヘクタールほどで、2006年よりすべての畑でオーガニック栽培を開始。赤ワイン用地場品種の中で最上とされ「赤ワインの王」と称されるブラウフレンキッシュ、およびツヴァイゲルトを育てています。  「古今東西、真の芸術作品は職人の手作業によってのみ生み出され、機械を使って「生産」することはできません。ワイン造りもまったく同じです。3ヘクタールという栽培面積は、私がすべての仕事を精密かつ完璧に行える限界であり、果汁の一滴一滴に魂を込めながら、私自身が最も美味しいと思うワインを手作りしています」。 参考: ブラウフレンキッシュランドと呼ばれ(る)ミッテルブルゲンラント。この地の中心ホリチョン村に位置する、創業1964年の、所有畑3haのみという極小オーガニック・ワイナリーがモリッツである。といった説明は正直どうでもいいと思えるほど、モリッツはキャラの濃い、いや濃いどころではなくひたすらヘンなワイナリーだ。  ワイナリーの前庭を歩いて入口に辿り着くまでの30秒間が大変に長く感じられる摩訶不思議な彫刻やオブジェや装飾物の洗礼を受けたあと、ワイナリーに入ると、さらに異様な世界が待っている。こればかりは実際に行って体験してもらったほうがいい。私も様々なワイナリーを訪問してなまじのことでは驚かない耐性が出来ているが、それでも「世界で一番へんなワイナリーで賞」を贈呈するなら、ここしかない。  モリッツの当主アフルレッドはもともとワインを造りたかったわけではない。「両親の仕事を見てワイン造りなんて世界最悪の仕事だと思っていた。畑仕事もいやだし、セラー作業もいや。(中略)  彼のワイン造りの考えは簡単。自然保護団体出身なのだからオーガニックは当然。「セラーでは自分は怠け者。時間があれば畑でブドウが育つのを見ている」。とはいえセラーの中はいたるところ彼の芸術作品で覆われている。ワイン造りには怠けてもビジュアル創作活動には怠けていない。ワインラベルじたい、異常だ。フェルトを切って自分で糊で瓶に貼り付ける、厚みのあるラベル。少し斜めだったりするのもまた味わいがあって素晴らしい。(中略)とにかくなんでも手作り。すべてにアフルレッド・モリッツの血が通い、すべてが彼の美意識・思想の表現になっている。一言で言うなら、芸術作品としてのワインだ。  もちろんのこと、彼のワインは他とは違う。他がいかにも「ワイン」な味がするなら、彼のは「ワイン」ではなく、発酵した自然なブドウジュースの味がする。誤解しないで欲しい、これは最大の賛辞である。彼のワインを飲んだあとに他の生産者を訪問してテイスティングすると、それがビオディナミだろうがなんだろうが、妙に工業的に感じられてしまって困る。  村の東部にある重たい粘土質土壌のホーヘッカーの畑と、粘土・砂利・砂が混じって少し高い場所にある村の西部のグファンガの畑のワインを比較すると、前者はいかにもホリチョンらしい重厚さと強いタンニンがあり、一般にはこれが評価され、また実際に値付けも高い。しかし、個人的にはポジティブなエネルギー感と抜けのよさに優れた後者のワイン、グファンガのほうが好きだ。ドイチェクロイツとホリチョンの中間的と言えばおわかりだろうか。大樽と古い小樽で熟成しているため、樽臭さがなく、テロワールの質が直接的に感じられるのもよい。ちなみにモリッツでは1種類のワイン以外は、そう呼べる内容だとしてもDACを名乗らない。それはDAC呼称の取得のためにお金を払わないといけないからで、それも小規模ワイナリーのほうが大規模ワイナリーよりずっと高価なのだという。「それは話が逆だろう」と彼が憤るのも分かる。組織への上納金がないぶん、グファンガは信じがたいほど低価格。お勧めのミッテルブルゲンラントのブラウフレンキッシュは何かと聞かれれば、これをまず挙げたい。<田中克幸>

    ぺんぺん

    L

    投稿文字数が制限を超えてしまったので、だいぶ端折りましたが、田中克幸さんの文章を読んでますますこのワインが好きになりました♥︎◟⌣̈⃝◞♥︎ 私の好きなボルドーのヴァランドローのテュヌヴァンさんはクレイジーな方ですが、オーストリアの赤で好きなモリッツのオーナーもまたクレイジーな感じで(どちらもいい意味で)、何となく嬉しいです。(意味不明?)

    ぺんぺん

    L

    ぺんぺんさんの情熱には脱帽です。 m(_ _)m

    Kyoji Okada

    L

    恭治さん 独り、暴走気味に熱狂しているのがバレてしまったでしょうか(^^;; 昔からラテンの血が入ってるとも言われております٩( ᐛ )و

    ぺんぺん

    L

    (^o^)

    Kyoji Okada

    ぺんぺん
    ぺんぺん

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