『No.997 粉もんにはコレかもしんない』 いつの間にやら8月。しかしまぁこうも暑かったけ？ってくらい…もう語りつくされてはいるけれど。   来週末は実家に帰って、海水浴…という話も出ている。それに向けてとりあえず乗り切るとしよう。   それにしても、子供が生まれてからは、こうやって夏を満喫しようとなっているが、昔はあんまし…子供が生まれると価値観とか変わるもんなのかしらん。   そんなことを思いながら帰宅。そんでもって今夜の夕飯のメニューは…   ・茄子と豚肉の炒めもの(醤油仕立て) ・野菜のグリル ・刺身盛り ・たこやき   それに味噌汁といった具合。刺身とタコ焼きは妻がスーパーで美味しそうだということで購入したもの。そしてフランスはプロヴァンスのドメーヌ・スローズ、スーパー・シュルグ2020年をお供に。ヴェルメンティーノ100％の白。スーパー・モデスト(白のシュワシュワ)は過去いただいたが、これは初めて。フランス物でヴェルメンティーノってあんま聞かないような…まぁいいか。と思ったらプロヴァンスでは結構栽培されているらしい…勉強になります。   抜栓し、グラスに注ぐ、おぉ、かなりオレンジ。香りの方は…うっすら柑橘…グレープフルーツかな。そして桃のような柔らかく甘い香りも。どこかでハーブっぽさも。そして一口…桃や林檎のような豊かな果実の風味と、肉付きの良い旨味、そしてフレッシュさがしっかり感じられる。なかなか美味しいですな…ただ後味にうっすらゴムっぽさを感じなくもないが。肉付きの良さでグジュっとした液体感を想像させるが、どちらかというと少し硬めな感じ(抜栓直後)。しかっりミネラルといった具合か。   今夜のメインである茄子と豚バラの醤油炒めとはよく合う。実に相性が良い。どちらも進む感じ。フレッシュなれど、しっかりとした味わいがあるからなのかな。そして今日の刺身とも…これまた不思議と合う。赤身やアジと合いますな(ちなみにサーモンとカンパチは娘と妻が全部食べたので割り当てなし…悲しい)   あとタコ焼きのようなソース系粉もんには笑みがこぼれるほど合う。濃いめの味付けの料理に合うのかな。あと時間の経過とともに液体が柔らかくなり、味わいがよりストレートに感じられた。個人的には冷やしめで少し硬めの液体感が好きかなと。   美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ