スペイン中部のラ・マンチャ、セニョリオ・デ・グアディアネハ カベルネ・ソーヴィニヨン グラン・レセルバ1989。令和元年初日に、平成元年の1989ヴィンテージを頂く、ある意味ネタワイン。 セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン 100%。 色味はさすがにヴィンテージ相応の、エッジにオレンジの入った濃いめのルビー。香りは抜栓直後はプルーンの濃厚な香りが周囲に一気に立ち込めるが、すぐに落ち着き、バルサミコ酢とスパイスの香りに。 飲み口はタンニンがこなれているが、香り同様酸味があるので、香りと合わせ終始酸味が強い。 抜栓直後に一瞬、ボトル周囲1メートルに強烈な果実香を漂わせたことから、飲み頃のピークでは豊かな果実香と酸味のバランスが取れていたのかなと推測。 平成元年生まれの金の網タイツちゃんだが、いささか歳をとりすぎちゃったイメージ。 お供はこれまたネタの令和ラングドシャ。

TKR