何というオイリーなシャルドネだろう。カリフォルニアのシャルドネのようだ。でも酸味がまろやかで樽の感じも穏やか。後味はまるで日本酒のように酸の部分はスッキリと切れ上がるが、ほろ苦さと余韻は長く続く。旨味成分というか。ムルソーのようなコクがある。他のワインとは一線を画すが夏場に飲むワインではないな。かなり存在感があってさっぱりはしていないので、気軽に納涼で飲むようなワインではない。

七草