麦わら色、完熟した南国フルーツ、黄色い花のイメージ、アーモンド、ナッティ、バター ボリュームありまろやか、クリアで喉にスッと入る、アワビのバターソテーと 繊細で爽やかなムルソーがあるとしたら、まさにこのワインだと思います。 繊細なアカシアのアロマとアーモンドの滑らかなニュアンス。その奥にはミネラルの複雑味があり、幾重にも重なるしっかりとした構成で深く長い余韻。特に甲殻類との相性が素晴らしい。 専門誌やフランス・ソムリエ・コンクールなどで常に高い評価を受ける、小さいながらも素晴らしいドメーヌ。日本市場への参入が遅く専門家にもあまり知られていないのですが、有機栽培・無農薬・手摘みはもちろんの事、ビオディナミの実践者でもあります。彼のワインは、畑のテロワールを最大限に表現し、健やかでエレガントでパワフルさを持ち合わせています。祖父はヴォーヌ・ロマネのアンリ・ラマルシュ、叔父はポール・ジラルダン、娘さんはブルゴーニュ醸造大学創立以来の才女。血統の素晴らしさもうなずけます。

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