エノテカ丸の内店にて。ブラックラベルを熟成させ濃厚にした香りでとても上品。色も綺麗なゴールドで泡は小さく美しい。 ひと口飲んで文句なしに美味しく完成度の高さが窺える。キレもコクも最高のバランスで、後味に渋みを感じるところがルイロデレール ヴィンテージとの違い。感覚的にルイロデレールは高貴、ランソンは上品という分類でランソンの方が女性的なイメージ。 スタンダードシャンパーニュとは一線を画す。個人的にはプレステージ キュヴェのクロ・ランソンより圧倒的に完成度が高く美味しいし、アンリオ キュヴェ・エメラやアンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌよりも美味しいので価格帯を問わず最高レベルのクオリティと言えると思う。 対抗できるのは今のところルイロデレール ヴィンテージとクリスタルしかない。 50mlで頼んだがずっしりと重たく相当な満足感があり、自分で開けてもあまり量は飲めそうにない。4.0点。

美食家見習い