週末のルージュは、マルシャン・ターズ・シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ・グラン・クリュ2011を頂いてみました。パスカル・マルシャンはドメーヌ・ヴージュレの立ち上げに貢献し、その前はコント・アルマンで長い間醸造責任者を勤めた才能あるワイン・メーカーです。 少しオレンジ掛かった綺麗なガーネット。落ち着いたチェリー・リキュール。とても凝縮感のある、果実の層の厚いボディ感。少しミンティで果実の中からスパイシーなタンニンを感じます。余韻はハーブが香り、ゆっくりとエレガントに続き、たまにオークが全体を包み込むように現れます。 やはりクロ・ド・ベーズだけあり、パワフルではあるのですが、綺麗な果実から甘露でストレートな甘みが増し、とてもクリーンでピュア。 翌日は果実が元気になり、とてもエレガントなさくらんぼのジュレに変化し、タンニンが綺麗にその中に沈んでいる様です。本当に果実の層の厚みが綺麗で、ツルツル感が増し、ほんの少し熟成香の要素も見せてくれたクロ・ド・ベーズ。 今後の熟成がとても楽しみな、正にグラン・クリュでした。

Marcassin

読んでるだけでワクワクする素敵なワインですね。そして、Marcassinさまのコメントで、あまり「ツルツル感」というワーディングを拝見した記憶がなく、なんだかかわいらしい表現で、ほんわかいたしました♡

mamiyumi

mamiyumiさま 旅先よりわざわざありがとうございます。 パスカル・マルシャンは日本では未だあまり知名度が高く無いようですが、私は好きな作り手さんです。 お肌も、果実もツルッツルの方が良いですよね。 道中お気をつけて楽しまれて下さい！

Marcassin

あああぁ～♥ 見覚えのある素敵エチケットの 造り手さんです～♪ グラン・クリュの畑の特徴が、 ぜーんぶ分かっちゃうMarcassinさま♥ うううっっ…そんなMarcassinさまを形容する的確な言葉が見当たりませぬ…(><) あ～♥だから神父様なのですね( 〃▽〃)♪

みか吉

みか吉さま〜 ありがとうございます。 そうですね、Mを丸く組み合わせてお花に見立てた素敵なエチケットだと思います。 そんなグラン・クリュを網羅するなんて到底無理なお話でございますが、本当に不思議ですね、ほんの少しの場所の違いで大きく分かれてしまいますので。人もほんの色々な瞬間で色々な事が紙一重だったりします。ヴィラージュでも、プルミエでもグラン・クリュでもそれぞれ良い畑があり良いワインが出来ますが、私もその何処かでちゃんとせねばと思う毎日です。

Marcassin