ピエモンテ州はイタリアの北西、フランスとスイスの国境に接するアルプス山麓に位置する。寒暖の差が大きい気候によって味わい深いワインを産み出す銘醸地といわれる。 代表的な赤ワインの固有品種がネッビオーロ。繊細で栽培条件が難しいためピエモンテ以外ではほとんど栽培されていないらしい。若いうちは酸味やタンニンが強い熟成に向いた品種とのこと。 バローロやバルバレスコといった高級ワインが有名だが、こちらはランゲ地区のDOC。 やや薄めのガーネット色。 少し醤油、レーズンの凝縮した香り。 喉に酸味というより辛さのようなスパイシーな余韻。 2日ほど経つと主張の強さが和らいでまろやかさが出た。

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