過日のイタリアワイン会、5種類目 メインは産地忘れたけど輸入子牛肉の炭火焼き ワインは熟成感たっぷり、でもパワフル ネッビオーロではないし… 私は南の濃厚な品種… 火山性土壌… などと言ってみる …正解は、またもやサンジョヴェーゼ・グロッソ！ 火山性土壌の場合、後味にミネラル由来の苦味が現れるのだそう。 実際にテイスティングサンプルを出してくださり、比較試飲して確認しました。 ↓ ブルネッロ ディ モンタルチーノ 2009 タレンティ 750ml [赤]Brunello di Montalcino Talenti Variety：Brunello（サンジョヴェーゼ・グロッソ） 余韻が長く続き、穏やかな果実味が心地よい味わい タレンティが所有するモンタルチーノの南エリアの樹齢20-30年のブドウを使用し、標高は250-400mで畑は粘土-石灰質土壌がメインの南東に位置します。スラヴォニアの大樽と中樽にて24ヶ月熟成後、瓶熟を経てリリース。凝縮したバニラ香があり深みある味わいがタレンティらしい。濃いベリー系の果実やカカオ、ブラックペッパー、レザーなどの複雑味ある香りが広がり、口に含むとなめらかな果実味と柔らかいタンニン分が楽しめます。余韻が長くほどよい穏やかな果実味が心地よく広がります。 以下2017年の情報 「タレンティ」が2種類の樽で24ヶ月熟成させたスタンダードのブルネッロ ディ モンタルチーノ。濃いベリー系の果実やチョコレート(カカオ)、ブラックペッパー、レザーなどの複雑味ある香りが広がります。口に含むと柔らかいタンニン分を感じる滑らかでビロードのような質感。余韻が長く続き、穏やかな果実味が心地よい味わいです。 生産者：タレンティ Talenti ワイナリーを始めたピエルルイジ タレンティは36年間イル ポッジョーネで働き、1981年に退職後、近くに約8ヘクタールの畑を購入し、自らのブランドでワイン醸造に着手しました。以後、1998年に亡くなるまでモンタルチーノで活躍し続けました。現在、孫のリッカルドがワイナリーを継ぎ、彼の代になってからワイン造りに変化が現れています。祖父がこだわっていた伝統を重んじた大樽に加えて、今は330L、500Lのトノーの樽を使用しています。 最新の醸造設備を整えたワイナリーは、太陽光エネルギーで稼働します。また、モンタルチーノ外のモンテクッコにも畑を購入し、ロッソとブルネッロ以外にも白ワインやロゼワインなど新しいスタイルのワイン生産にも注力しています。畑はワイナリー近くの樹齢の高い畑のブドウのみを使用。 ＜ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗る条件＞ ブドウは、標高250m～600mのブドウ畑で栽培すること。 ブドウの品種はサンジョベーゼ・グロッソ（ブルネッロ）を100％使用すること。 熟成期間は最低50ヶ月（約4年）かつ、その内2年は樽の中で熟成させること。 永瀬先生より。 火山系の土壌はアフターに石をかじった感じがあるとのこと。 土壌の砂か粘土かは、アタックで。アタックは葡萄由来なので、舌をはかりにする。粘土だとwettyかつ重め。 舌（味覚）より嗅覚を鍛える。嗅覚を鍛えると料理や作り手の意図が見えて楽しくなるとのこと。

ぺんぺん