南アフリカ ステレンボッシュ ピノタージュ37%、カベソー36%、メルロー25%、カベフラ2% 2017年 S$30 紫系のベリーに毛皮の様な野性的な香り、スパイス。温度が上がると、カフェラテのニュアンスも。 口に含むと、香りのイメージよりもまろやかな甘やかさとチャーミングな酸味。 VTの割りに収斂味は穏やかで引っ掛かからない。 ボディはミディアム、中間は比較的スッキリ。 嫌みのないたっぷりの旨み。 コーヒーの様な香ばしいロースト感。 香りにもあるスパイシーさが味わいにも出ていて、アクセントであり深みも与えてる。 余韻に掛けてもアタックからの甘やかさと酸のバランスを保ったまま雑味の無いフィニッシュ。 4日に渡って楽しみましたが、右肩上がりでした。 このクラスにはありがちな、酸がたつこともない安定感。 以前16VTを飲んで美味しかったので、VT違いでリピ。 16VTとは微妙にブレンドの比率が変わったみたい。 やっぱりこの子は美味しいなぁ。 肩肘張らずに楽しめて、でもちゃんと満足感がある。。 飲み頃の設計が前寄りって事なんですかね(^ ^) このボルドーブレンド6割にピノ・タージュ4割ってのは、もしかするとスゴいポテンシャルを秘めてるのでは…なんて思ってます！ まさに「ケープ・ブレンド」の妙♪

Toshio Iimura