長野、橘ワイナリーのブラッククイーン樽熟成。 ふるさと納税でゲット。 澄んだ輝きのある紫がかったダークチェリーレッド。色調はやや濃いめ、粘性は控えめ。 香りは開いており、成熟度が高い。ラズベリー、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、スミレ、タバコに、ややすーっとしたメントールぽいニュアンス。それに鉄っぽさ(血液)、ヴァニラ、樹脂などがあり、樽熟成らしい香りもある。でも、そこまで樽香は強くないかな。 アタックはやや軽い。けど、なんという強烈な酸味！ 緻密なタンニンで、甘さはソフトにあるけど、これは、ストレートな酸と言ってよいレベルで酸っぱい。 この酸味により、固いワインという印象。 アルコール10%、余韻やや短め。 教本的なメモ。 ブラッククイーンは、川上善兵衛がベーリー×ゴールデン･クイーンの交配で作った品種。 「日本ワイン」の原料ブドウ中1.5％を占める。 タンニンは穏やかで、酸の強いワインとなる。 たしかに、酸の強いワインでした。食事は何を合わせるのが正解なんだろう… 作りとしてはキレイで、まとまってると思うけど、自分の好みとしてvinica的には2.8くらいが適当なとこかなと。

しみしみ