『No.369 美味い魚にはアリゴテを』 新居に引っ越して早3ヶ月。この町にもだいぶ慣れてきた。そして最近、素敵な魚屋を見つけた。はじめは妻が見つけて、しめ鯖を買ってきたのだが、これがめっぽう美味しくてびっくり！そこからちょくちょく買いに行ってる感じ。扱ってる肴も美味いし、それこそしめ鯖や、握り寿司、フライなんかにも加工してくれるからほんと助かる。 そして今日は、鯵を細かくミンチにしてフライにした鯵のナゲットを勧めてくれたので、それに乗っかっちゃった次第。 そんな今日の夕飯は... ・炙った鯛のお造り ・鯵のナゲット・自家製フレッシュトマトのソース添え ・ハッシュドポテトと半熟卵 ・オクラのおひたし ・ご飯と味噌汁(小松菜と豆腐) そして今夜はブルゴーニュのジュリアン・アルタベールのアレ・グトン2016をおともにしようかと。アリゴテ100%のこの一本、今日の料理に合うといいなぁ。 まずは香りの方から...あぁ、まず感じるのがハツラツとした気持ち良い果実の香り。香りからしてフレッシュさ全開な感じだなぁ。そして一口...おっ、少し強めの酸味と果実味、ほのかなガス感と共に口の中で弾ける感じ。いいなぁ、このフレッシュ感。そしてコリコリしたミネラリー感もまた良い。飲んでて実に気持ちいい！ アリゴテってことだからか、正直味に奥行きや深みってものは満たされてないかもだけど、そんなのどうだっていい。フレッシュなうちにどんどん飲んじゃうのがいいのかな...なんて思ったり。脂の乗った鯛のお造りにもバッチリ合うし、鯵のナゲットにフレッシュトマトのソースと共に食べると、美味しさの相乗効果！オクラのおひたしにもバッチリの相性！ ほんとこのフレッシュ感が魚料理に合うのかな。美味しくいただけて何より！

カリヤカ・ズノリ