Steenberg Semillon写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインSteenberg Semillon(2018)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2021-04-18
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所池袋・西武
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターシーズンワイン

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2018 スティーンバーグ セミヨン コンスタンシア ウェスタンケープ/南アフリカ 日曜日のワイン。 晩ごはんの鰤カマの塩焼きやピリ辛仕立ての豚肉と蚕豆・紫玉葱の炒め物、ワカサギの南蛮漬けに合わせて、最初は根知男山の純米酒の熱燗を合わせていましたが、家族のリクエストでワインにチェンジしました。 実は、最初に選んだのはいわゆる「テクノポンソ(苦笑)」(=ローラン・ポンソ)のブルゴーニュ・ブランでしたが、手持ちのソムリエナイフでは合成コルク(こちらもテクノ・笑)がびくともしないため、急遽差し替えとなりました。 南アフリカ産の、セミヨン100%のワイン。 作り手のスティーンバーグは、創業が1682年と、南アフリカでも最も古いワイナリーのひとつながら、日本での知名度はいまひとつ(失礼)で、私も今回、初めていただきました。 南アフリカで「スティーン」といえばシュナン・ブランのワインですが、このワインはセミヨンでスティーンバーグは「石の山」という意味。ああ、ややこしい…。 ちなみに、産地のコンスタンシアは南アフリカワイン発祥の地といわれ、現在のオーナーは、あのグラハム・ベックだそうです。 結論から先に言うと、このワイン、素晴らしいですよ! 外観は明るく透明度の高い、濃いめのレモンイエロー。光沢が強く、中から光を発しているようなキラキラ系の見た目です。 グラスからは、熟したレモン、食べごろの白桃、硬いパイナップル、微かな蜂蜜の香り。鉱物系の豊富なミネラルやオイリーなニュアンスもありますね。 ボルドーの蜜感たっぷりなセミヨン100%のワインとはかなり傾向が異なり、冷涼感のあるフレッシュな風味。 口に含むと、噛みごたえがあるようなしっかりしたボディにクリスピーな刺激、繊細な舌触りに緻密なテクスチャを感じます。 シャープで輪郭のクッキリした酸味、コクのある果実の旨み、爽やかな苦みやキレのある塩味が美しく調和していて、フレッシュで上品な味わい。 かなりドライな印象の酒躯にやや強めのアルコール感があり、バックラベルを確認したところ、表示濃度は14%となっていました。 ビックリするほど長く続く余韻は、口全体を収斂させる酸からはじまりますが、途中から蜜の感触に変わり、舌全体を柔らかな質感が包み込み、バタースコッチのような風味を残しながらフェイドアウトします。 優しく痺れるようなフィニッシュに、飲み終えた後、暫くの間、軽い虚脱状態に陥ります(笑) キンキンの冷蔵庫温度から飲みはじめましたが、このワイン、十分空気に馴染ませ、室温ぐらいになった頃がいちばん飲みごたえがあり美味しいですね。 ちなみに、グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを選択しました。 どこにも無理のない自然な風味なのに、多様で優雅な香り、端正で姿形の美しい味わい、しかも官能的ともいえる触感。 ハイレベルな品質に対して3000円台という値付けはバーゲンというしかなく、コスパも申し分ありません。 これはリピートするしかありませんね♪ さて、このワインには、モーツァルトのピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309を合わせました。 この曲は、モーツァルトのピアノ・ソナタの第2期というべき時期に作曲された3曲(K.309、K.310、K.311 )の中のひとつ。 モーツァルトの時代は、鍵盤楽器の主流がチェンバロからフォルテピアノ(ピアノの原型)に変わりつつあった過渡期でした。 第2期のソナタ3曲は、旅の途上にあったモーツァルトがアウグスブルクでシュタイン工房のフォルテピアノと出逢い、その高性能ぶりに感嘆したことで生まれたといわれています。 「シュタイン」は「石」を表すドイツ語で、「スティーン」と同じ意味ですね! K.309は、親しみやすい明るく軽快な曲で、バレンボイムの端正で軽やかなピアノがよく似合います。 もちろんこのセミヨン100%のワインとも相性バッチリでした٩( ᐛ )و

iri2618 STOP WARS

L

このポストを拝見して、「そういえばk.309ってどんな曲だったかしら」と探してみて…保有している音源がグールドしかないことに気付きました。 きちんとした演奏でソナタ全集を買おうと思って忘れてました(・∀・) バレンボイムのモーツァルトは、イギリス室内管弦楽団と録音したピアノ協奏曲全集が割と好きです。

bacchanale

L

bacchanaleさん 有名すぎる310の陰に隠れたようで、なかなか思い出せない曲ですよね(笑) 私も全集を聴くまで知らない曲でした。でも、このワインにはピッタリな軽快な曲ですね。加えて「シュタイン」と「スティーン」の繋がりを発見してビックリしました。 グールドのモーツァルト?立派な演奏じゃないですか⁉︎ (聴いたことないけど…)ウチにはバレンボイムの全集しか音源がありませんが、フォルテピアノの演奏を聴きたくなりました。調べてみると、スホーンデルヴルトの演奏がシュタインの楽器を使っているようで、全集を購入しようかどうか?思案中です。

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