Abadia de Poblet Blanco写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインAbadia de Poblet Blanco(2015)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2020-12-15
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所池袋・西武
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーター国分

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2015 アバディア・デ・ポブレ ブランコ コンカ・デ・バルベラ カタルーニャ/スペイン 火曜日に開けたワイン。一見、鍋のように見えるおでんに合わせていただきました。 10日ぶりにいただいたワインはスペインのバルベラ。 といっても私の偏愛する品種のバルベーラではなく、産地としてのコンカ・デ・バルベラというスペイン産白ワインです(笑) 品種はマカベオとパレリャーダのブレンドという、スペインらしい構成です(比率不明)。 1991年に、ユネスコの世界遺産に指定されたポブレ修道院所に併設されたワイナリーのワインで、現在の所有者はカヴァで有名なコドルニウ・ラベントス社。 ちなみにABADIA(アバディア)は「大修道院」の意味だそうです。 シトー派の修道士によって設立されたワイナリーの歴史は900年近くまで遡ることができ、このワインは標高600メートルに位置する単一畑からなるものとか。 ワインの外観は、強い光沢と透明度の淡いゴールドイエロー。 レモンやグレープフルーツのような柑橘系に白い花や麦わら、チョーク、ヴァニラ、ドライハーブが混じる、複雑未満の混みいった香り。 口に含むと、とても厚みがあり非常にドライです。 果実味は少し後退気味で、酸味は十分ですが控えめ、穏やかで尖ったところがありません。 印象的なのは強い塩味と苦味。舌の両サイドから口蓋にかけて強烈な収斂。少しザラついた小石を口に含んでしゃぶっているような刺激的な質感があります。 面白い味わいですが、全体がぴっちり折り込まれている感じで、ワインの状態が窮屈そうな印象です。 2日目以降の、香りや味わいの変化をみたいと思います。 実は、酷い腰痛を患ってしまい10日間、ワインというかアルコールから離れていました。 現在はほぼ完治しましたが、臥せっている間、いちばんたくさん聴いていたのがハロルド・ バッド&ブライアン・イーノwithダニエル・ラノワの『The Pearl(ザ・パール)』。 聴いていると、静謐、浮遊、浄化、安寧、救済、慰撫…そんなワードが頭の中に浮かんでは消え、消えては浮かんできます。 アンビエントミュージックの元祖にして完成形のような傑作♪ 聴くほどに安らぎと癒しを得られるヒーリングミュージックのど真ん中ですね。 このアルバムを何度も繰り返し聴いているうちに思ったことがふたつありました。 ひとつは、畏怖ともいうべき、とても敬虔な気持ちに近い感情を掻き立てられること。 直感的には、アルバムや曲の構造が中世や古代の宗教音楽にかなり近いのではないか?と思っています。 もうひとつは、唐突ですが、このアルバムの描き出す世界が『風の谷のナウシカ』のそれに、非常に近いのではないか? ということです。 症状が出てすぐの頃、夕方、腰の痛みを我慢しながらベッドでiPhoneを鳴らしていると、「An Echo Of Night」という曲になった途端、目の前に突然「腐海」の夜景が現れました! 見上げた天井には光を放つ翅蟲(ハムシ)が飛び交い、蛇螻蛄(ヘビケラ)の飛行音やゲタゲタいう鳴き声まで聞こえます。 慌ててザ・パールの録音年とナウシカの封切り日を確認すると同じ1984年。 1984年といえば、ジョージ・オーウェルの『1984』の年であり、アップルがマッキントッシュを発売した年であり、オウム真理教が設立された年でもあります。 当時の政治指導者は、アメリカはレーガン、ソ連はアンドロポフ(同年死亡)→チェルネンコ、イギリスはサッチャー、フランスはミッテラン、日本は中曽根という、東側は崩壊前夜、西側は、フランスが異彩を放っていますが、新自由主義バリバリのメンツですね。 東西間の緊張が高まり、出口のない閉塞感の中、極端な弱肉強食の過酷な世界が始まろうしていた時期。 政治や社会問題、音楽用語でもalternative(もうひとつの)という言葉が一般的になってきた頃だと記憶しています。 同時に、もともとは軍事用語だったvulnerability(脆弱性)という言葉が、あらゆるジャンルで語られ始めた時期だったとも思います。 このふたつの偉大な作品も、その大きな文脈の中にしっかりと根を張っていると私は愚考します。 ザ・パールとナウシカの間に直接のつながりがあるとは思えませんが、ただの偶然と片付けるよりは、ジャンルの異なるクリエーターを刺激する「何か」があったのだろう、と私は考えてしまうタイプなのです(笑) そんな思いを抱きながら飲むワインとして、この修道院のワインはピッタリな気がしました☆

iri2618 STOP WARS

L

スペインのバルベーラかと思いました。(笑) 腰痛は私も20年前に初めて経験して以来、慢性化して騙し騙し付き合っている状態ですので辛さはよくわかります。(>_<)

chambertin89

L

私もスペインのバルベーラかと思ってビックリしました^ ^;

Eiki

L

chambertin89さん スペインのワイン地図を見る度に胸を高鳴らせていましたが、ついに飲むことができました(笑) 腰の方はすっかり良くなりましたが、今度は別のところが痛みはじめ…在庫一掃セールみたいな状態になっていますよ(苦笑)

iri2618 STOP WARS

L

Eikiさん これは素晴らしい白ワインでした。シャルドネのかなり良いもの、例えばシャサーニュ・モンラッシェの格付けワインのような厳格さと気品を持ったワインですね♪ 初日は閉じ気味で正体不明という感じでしたが、2日目の美味しさに驚きました!

iri2618 STOP WARS

L

どうりでiriサン、ちょっと大人しかったですもんね!と、イリイリしてみる(笑) 臥せる程とは、なかなかですね!でも、ただでは起きない、いやただでは臥せないiriサン!!色々と思考をめぐらせたようで流石ですd(`・∀・)bオダイジニー

盆ケン

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盆ケンさん ご心配をおかけしました。ワインが飲めないおかげで、投稿漏れだった凄いワインたちを遅ればせながらアップすることができました。普通に飲み続けていたら年越しは間違いなかったでしょうから、私にとっては貴重な断酒期間となりました(笑) イヤア、ラッキーラッキー!

iri2618 STOP WARS

L

↑そういうことでしたか! 2月の唐揚げさんワイン投稿の謎が解けました。。。 紛らわしい名前のワインですがcavaのようなセパージュの白ワインの経過も気になりますが、 腰痛は私もですが、 お尻と太腿の筋肉のバランスが良くない人は、 腰痛になるということを最近知り、 通りで腰を直接治療しても何度も繰り返す原因を 知ることが出来て、 YouTubeで見たストレッチをやっていますw

toranosuke

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そうだったんですね(>_<) ほとんど治られたようで、良かったです! かなりボリュームのある舌触りが 楽しめそうな白ですね〜。。 興味深いです✨

ほろ苦ココア

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toranosukeさん そういうことでした(苦笑) 本当はもっと早く投稿するつもりだったのですが、写真を全然撮っていなかったり、記憶がコマ切れだったりで、なかなか手がつけられませんでした。左側の腰が良くなったと思ったら、全然関係なさそうな右足の甲が痛くなったり、そこを庇って歩いたせいでお尻の筋肉がおかしくなったりと、モグラ叩きのように日替わりで不調個所が出てきます。やはり全体のバランスが大切なんですね♪

iri2618 STOP WARS

L

ほろ苦ココアさん ありがとうございます。このワイン、シャルドネ好きの方に飲んでもらいたいですね♪ 開くのにちょっと時間がかかりますが、とても上品な飲み口と力強さが同居していて素晴らしいワインでした♪ 是非是非‼︎

iri2618 STOP WARS

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腰痛大変でしたね^^; 肝臓はその間、休肝日が取れたので健康になったかもしれないですね…。

bacchanale

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bacchanaleさん まるまる1週間断酒しましたが、その間、結構な量の薬を処方されましたので、肝臓は休んでいないみたいな気がします(苦笑) 一ヶ所おかしなところが出ると、連鎖反応的にいろいろおかしな所が増えますね。つくづくバランスが大切だなと思う次第です♪

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