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4.5
『No.926 ベビーフェイスのマッチョマン』 以前も書いたが、僕はまぜこぜのワインがホント大好きだ。もちろん単一品種のワインも美味しいのだが、まぜこぜは思いもよらない味わいに出会えたりする。 そんなまぜこぜワイン、アルザスは特に名産品が多いような気がする。わかりやすい名品だとローラン・バーンワルトのエデルやマルク・テンペのアリアンス。 その年ごとにセパージュが異なる…それもまた楽しみだったり。今夜はそんなアルザスのまぜこぜ物を飲もうかしらんと思ったり。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏モモとねぎのたれ焼き ・茄子のバター醤油炒め ・葉ニンニクの炒りたまご それに炊き込みご飯と味噌汁といった具合。たれ焼きはいわゆる串を抜いたネギマのような感じ。そしてアルザスのクリスチャン・ビネールのコート・ダムルシュヴィール2018年をお供に。リースリング50%にピノ・グリ30%、それにゲヴュルツトラミネールとミュスカ、ピノ・オーセロワが合計で20%というかなり変則的なセパージュ。もう楽しみでしかないし。 ガラス栓(これがまたシャレオツな)をキュルキュルと開け、グラスに注ぐ。比較的なクリアな黄金色。フワッと甘い香りが感じられる。林檎やマスカットに梨のような甘い香り。そして一口…まず一口目に感じる甘味。果物に蜂蜜のような甘さ。そしてキュキュッと来る柑橘的な酸味が心地良く、朝さが行き過ぎ内容にブレーキかけてるっていうかセーブしてくれる感じなのかな。この具合が実に心地良い。液体は発泡こそ感じないがクリスピーな感触。リースリング多めだからかな。甘さを感じさせながらも骨格のしっかりさを感じる(アルコール14%もあるし)。なんとなくベビーフェイスなマッチョマンを連想してしまう。 食事との相性はまずまずといったところ。少し味濃いめの和食(照り焼きや味噌煮込み)やホワイトミート辺りに合いそうな。魚介類はフライでタルタルや中濃ソース辺りで…といった感じなのかな。 それにしても、茄子のバター醤油炒めとの相性は抜群!トロっとした茄子の食感にバターの風味、それとこのワインの特徴である甘い風味としっかりな骨格の飲み心地となんだか合うんだよなぁ。 今夜も美味しくいただけた次第。ごちそうさまでした。
カリヤカ・ズノリ
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『No.926 ベビーフェイスのマッチョマン』 以前も書いたが、僕はまぜこぜのワインがホント大好きだ。もちろん単一品種のワインも美味しいのだが、まぜこぜは思いもよらない味わいに出会えたりする。 そんなまぜこぜワイン、アルザスは特に名産品が多いような気がする。わかりやすい名品だとローラン・バーンワルトのエデルやマルク・テンペのアリアンス。 その年ごとにセパージュが異なる…それもまた楽しみだったり。今夜はそんなアルザスのまぜこぜ物を飲もうかしらんと思ったり。 そんな今夜の夕飯のメニューは… ・鶏モモとねぎのたれ焼き ・茄子のバター醤油炒め ・葉ニンニクの炒りたまご それに炊き込みご飯と味噌汁といった具合。たれ焼きはいわゆる串を抜いたネギマのような感じ。そしてアルザスのクリスチャン・ビネールのコート・ダムルシュヴィール2018年をお供に。リースリング50%にピノ・グリ30%、それにゲヴュルツトラミネールとミュスカ、ピノ・オーセロワが合計で20%というかなり変則的なセパージュ。もう楽しみでしかないし。 ガラス栓(これがまたシャレオツな)をキュルキュルと開け、グラスに注ぐ。比較的なクリアな黄金色。フワッと甘い香りが感じられる。林檎やマスカットに梨のような甘い香り。そして一口…まず一口目に感じる甘味。果物に蜂蜜のような甘さ。そしてキュキュッと来る柑橘的な酸味が心地良く、朝さが行き過ぎ内容にブレーキかけてるっていうかセーブしてくれる感じなのかな。この具合が実に心地良い。液体は発泡こそ感じないがクリスピーな感触。リースリング多めだからかな。甘さを感じさせながらも骨格のしっかりさを感じる(アルコール14%もあるし)。なんとなくベビーフェイスなマッチョマンを連想してしまう。 食事との相性はまずまずといったところ。少し味濃いめの和食(照り焼きや味噌煮込み)やホワイトミート辺りに合いそうな。魚介類はフライでタルタルや中濃ソース辺りで…といった感じなのかな。 それにしても、茄子のバター醤油炒めとの相性は抜群!トロっとした茄子の食感にバターの風味、それとこのワインの特徴である甘い風味としっかりな骨格の飲み心地となんだか合うんだよなぁ。 今夜も美味しくいただけた次第。ごちそうさまでした。
カリヤカ・ズノリ