土曜日に飲んだワイン。 銀座のワイン屋で購入。 ちょっと、いや、だいぶ道楽商売のケがある社長。自分の好きなワインはたくさん仕入れるけどあんまり売りたくない、とか。インポーターの営業さん助けようとして、余計に買っちゃった、とか。 地下と4階が倉庫になってるらしいけど。 そんなことばっかりで、いっぱいになっちゃったんだよね。 何があるかとか、把握してるんですか？ わかんない。 えーっっ！！商売ですやん、社長！ なんてな話を小一時間喋った挙句、すぐに飲める普段の飲みのワインが欲しいとお願い。小商いですんません。 で、勧めてもらったのが、 ガリシアン コスティエール ドウ ニーム キュヴェ プレステージ ルージュ グルナッシュとシラー主体です。 ローヌですか？ うーん、もうちょっと西の方。あの辺なんか色々あるからよく分かんないんだよね。 ↑フランスも、南のことになるとこんな感じ。…勧めといてどやねん。 色はオレンジが入って濃いめのガーネット。 香りあんまり開いて来ません。また冷やし過ぎ。 最初は物足りないくらい薄い果実感。酸味はおとなしく、タンニンもあまり感じない。 落ち着いてくるに従ってボリュームというか、果実の熟れた感じがどんどん膨らんでくるのに驚き。 レーズンや熱の入ったプルーンのコテっとした甘苦さ。ジャムっぽい。 かと言って重心がドンと低くなるわけではなく、沈みきれずに浮いてる感じ。 シラーっぽいスパイスとか渋みはほとんど感じなかった。 食事中はおとなしく、食後に濃厚になってくる、気の利いた味の変わり方でした。面白い。これはこれであり。

はじめ。