レンツォマージ様のキャンティです。 夕方5時から約7時間ジロデイタリア観戦。今日のジロ第15ステージはコース距離大会最長の222kmで山を5つも越える総合獲得標高差5400m以上という大変厳しい山岳コースで見応えがありました。でもその間にお気に入りの缶チューハイを頂きながら、洗練されていない濃厚な70sイタリアンロックのLPを鑑賞したり炒り豆腐や洗い物等の家事も手伝ったりと長い観戦時間も有効に活かせました。因みに炒り豆腐は薄口醤油とみりんと塩の配合がいつもレシピを参照してもなかなか好みの風味にならず難しいのですが、今日は複数のキノコ数種類のおかげで良く香り立ち納得の行く仕上がりに。 そのジロ絡みで選んだレンツォマージ様のキャンティは赤紺果実のカシスやベリーと仄かなタンニンのバランスが良くスムースなボディ。軽すぎず重過ぎず特に際立つ主張は無いけどあまり意識をワインに集中させなくてもキアンティの陽差しや明るい美味しさが伝わってくるイメージ。炒り豆腐は白ですが赤の重くないキアンティともよく合いましたし、他の事に集中しながらも美味しさをちゃんと把握できるワインとして今日のこのキャンティは丁度良かったです。

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