Ch. Mercian 玉緒甲州 きいろ香写真(ワイン) by app.dll

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REVIEWS

ワインCh. Mercian 玉緒甲州 きいろ香
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2022-08-17
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価格帯
価格
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玉諸甲州きいろ香2019 シャトーメルシャン 色はクリアで輝きのあるグリーンがかった淡いレモンイエローで粘度は軽い。グラスにやや気泡が見える。 香りはグリーンの清涼感…花は白くやや大ぶりのスケール…若々しいが厚みのある柑橘でかぼすやすだちの印象がぴったり。ミネラルの硬質さを感じ、果実の香りが充実しているがふくよかと言うより良く濃縮され締まっている雰囲気。 生き生きとした酸をダイレクトに感じるアタックに、皮の強い柑橘を思わせる強めの渋み。甘みは控えめに感じる。酸はシャープで総量としても多めなんだろうけど、舌を掴まれるようなグリップ感と言い難いのはアルコール度数が控えめで口腔内に残る軽い印象に引っ張られているのかも。 酸の判断は、口に含んでいるときに刺激の頻度が早くて持続が長く減衰がない場合に「シャープな酸が多い」、刺激のトゲが丸く、持続が短く減衰が早い場合に「柔らかな酸が軽度」としている。頻度が遅いけど持続が長いときは「(乳酸等の)柔らかな酸が多い」とし、頻度が早いけど持続が短い場合は「溌剌とした酸が軽量」としている。 普通ワインの酸と言えば、酒石酸・リンゴ酸・クエン酸とコハク酸・乳酸・酪酸辺りが代表的になる。後者は基本的に発酵の際に産まれる酸で、生き生きした鋭利な酸は若く発酵もコンパクトに行われたワインの証拠と言えるか。 「アフター」の表現の中には「飲み込んでからの残り香の秒数」と「口腔内に残るアルコール等の実質的な重さ、それが引くまでの時間」があると思っていて、前者が一般的な「アフター」で後者が「ボディ」に当たると考えているんだけど(後者はワインを舌に乗せた段階で重さとしてある程度判別できるし)。 口腔内の重さが流れて行きつつ、残り香に上手くバトンを繋いでいるワインはバランスが良く芸術性のあるワインと言えるのではないだろうか。 このワインはさしずめ雪解けの清流が生み出した滝だ。磨かれた水が集まり、力を得た勢いは近寄り難さがあるけどそこに満たされた清涼感のある空気は初夏の力強さ・期待感を感じさせてくれる。 夏バテと久々のテイスティングで語彙力も減衰気味。 敢えてワインの難点を言うなら「きいろ香」というほど黄色いニュアンスを感じないところか…

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