Marie Courtin Résonance Extra Brut写真(ワイン) by Vin étudiant 2024 (ニッシー)

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REVIEWS

ワインMarie Courtin Résonance Extra Brut(2014)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2022-03-26
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    価格帯
    価格
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    Vin étudiant 2024 (ニッシー)

    マリー・クルタン レゾナンス エクストラ・ブリュット 2014 ヴィンテージ表記はないですが、事実上ミレジメのシャンパーニュとなっており、また、エクストラ・ブリュットの表記があるが、ノンドサージュのシャンパーニュである。 レゾナンスは「共鳴、響き」という意味。 ピノノワール100%のブランドノワール。 以下、 引用: このレコルタン・マニプランを率いるのは新進の女性醸造家のドミニク・モロー。 「子供の頃から化学薬品をまったく受けつけない体質だったので、病気になったらホメオパシー(極度に希釈した毒成分を投与することによって、体の自然治癒力を引き出す療法)などで治癒してきた」と語る彼女にとって、ビオディナミを選択したのは自然のなり行きであった。そんな彼女にビオディナミを伝授したのは巨匠ピエール・マッソン。彼はロマネ・コンティ、コント・ラフォン、ルフレーヴなど数多なブルゴーニュの銘ドメーヌにビオディナミを教えた人物。ブルゴーニュでビオディナミを学んだ彼女は、シャンパーニュ、オーブ地区のポリゾ村にあるレコルタン・マニプラン、ピオロ・ペール・エ・フィスに嫁いだ。2005年からピオロが積極的に有機栽培(2009年にエコセール取得)を実践し始めたのは彼女の影響であるのは想像に難くないだろう。  オーブに嫁いだ彼女はピオロのワイン造りに励みながら、シャンパーニュにおけるビオディナミの先駆者、ジャン・ピエール・フルーリーやベルトラン・ゴートロらと交友を持ち情報交換をしていった。そして2005年、夫から譲り受けた畑でビオディナミによる栽培実験をスタートした。彼女は振り返ってこう語る。 「私にとって本当に幸運だったのは、義父が長年のセレクション・マサル(注:畑から優秀な株を選び、穂木を取って苗を作り、もとの畑に戻す方法。これにより選別された優秀なブドウ樹が残るが、時間と手間がかかる骨の折れる作業)によって素晴らしいピノ・ノワールの古樹を残してくれたことです。ビオディナミによってこの古樹のポテンシャルをさらに深いところから引き出すことができました」  そして試行錯誤を重ね2009年に2つのキュヴェが初リリースされた。世界的には2009年6月23日にボルドーのヴィネクスポ内で開催された、ルネッサン・デ・アペラシオン(13カ国200以上のビオディナミ生産者が加盟)の試飲会で華麗にデビューを飾った。  オーブの魂とも言われるピノ・ノワール100%で造られる彼女のブラン・ド・ノワールは、小区画、単一品種、古樹へのこだわり、と言ったテロワール重視のポリシーで造られる。その姿勢は彼女が学んだブルゴーニュの影響が強く出ていると言って過言でないだろう。  なおメゾン名の「マリー・クルタン」は、農薬や化学肥料を一切使用せず、馬による耕作を行っていた曾祖母の名前。同じブドウ栽培家として敬意をこめて命名した。 畑はポリゾ村。 ブランドノワールたが、酸やミネラルがとても豊か。ゼロドサだが、とてもそうとは思えない味わい。蜂蜜や、赤い熟れたりんごのような香りがあり、熟成感が程よく乗っていて、少しだけシェリーのようなニュアンスがある。今まさに飲み頃ではないかと思います。

    Vin étudiant 2024 (ニッシー)

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