ニュージーランド セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2018年 S$78 (98-20) ラズベリーやチェリー系のチャーミングな果実香にミルクセーキの様なミルキーさ。 柔軟剤を思わせるフローラルな香り。 仄かに小気味良いグリーンノート。 口に含むと、香りのイメージにかなり近い雰囲気。 黒よりも赤系のフルーツ、チャーミングな甘酸っぱさ、ミルキーな風味、スムーズで滑らかな舌触り、隙の無い詰まったエキス、重心が高くフワッとフローラルな体躯、少しだけハーブっぽい苦味。 ミドルには全房から？グリーンノートや仄かにロースト？シナモン？のビターさが出て来て一旦広がりを抑制する。 その抑制された雰囲気が余韻まで支配的で、最後は仄かにフローラルさを出してフィニッシュ。 2日目はグリーンノートが増してよりスパイシーに、より深みを増して大人びた雰囲気に。 いや〜これは良いですね！ 特に香りが.. フローラルさにクラっときます。 そこに素朴なミルクっぽさが加わり見た目はめっちゃ女子..笑 味わいにはビターさやスパイスがあって女子女子してないギャップに萌え萌え..笑 この子美味しいわ〜 甘めなので、たぶんワイン飲み慣れてない人にも受け入れられやすいですし、玄人をも満足させる深みがあります。 余韻もすこぶる長くて複雑で、、 なんか..あら探しする気にならない笑 CMライクだと思いますけど、ミドルに横に広がる感覚はちょっと異なるかな？ でも敢えてブルゴーニュのピノ・ノワールとは比較したくないなって個性だと思います♪

Toshio Iimura