この日はいつものメンバーとワイン会。 月1もしくは2ヶ月に一度ほどであろうか。 長年会うメンバーと顔を合わせるのは、何故かホッとしてしまう。 人生には新しい人間関係が必要だが、旧知の仲も有り難いものである。 最後の赤はサンテミリオンのモンブスケ。 そのお味の程は、、、 濃い光を通さない外観 スターアニスや八角などの香り、ブルーべリー、ブルーベリージャムやカシスジャムの粘性のある黒い果実の香りがブワっと巻き起こる。 酸味、粘性は中庸。 ほどほどにジャミーで甘露なブラックベリーの果実味。濃く、噛みしめるような果実がたまらない。メルロー由来のふくよかで広がりのある味わい。 余韻も長く、焦げたビターチョコのニュアンス。 これは満足感の高い一本。 安定した味わいで、まるで後方に父親がいるかのようである。 今回は開けたワインが状態がよくなかったり、期待値と乖離が大きかったので、最後にこのワインを飲めて良かった。 モンブスケ、もっと買っておけばと思ってしまいました。

vin-be 1.1