悲しいワイン。 最初で最後の「美流渡」 金曜は午後から半休をとって、いつものフレンチでランチ。選ぶのはもちろん道産ワイン。 北海道の白ワインでは珍しく、酵母の香りに頼らず、葡萄のピュアな香りがすごく本格的。シャープなシャルドネや、ちょっとアリゴテぽい感じがします。 微発泡ということで最初はフルートグラスに注いでくれましたが、香りがしっかりしていたので、大きめのグラスにしてもらいました。シェフも面白がってくれて色んなグラスで比較させてくれて、真ん中のすぼみ具合が最も香りが引き立つことが分かりました^ ^ 今後はこちらのワインはフルートではなく、こちらのグラスで提供するとのこと。 味わいはレモンや柑橘系の切れ味のよい酸と果実。バランスよく、良い意味で北海道ワインぽくなかったです。 シェフ夫妻は造り手さんとも知り合いだったようです。自分のワインを夢見て北海道に移り住み、畑仕事は夫メイン、醸造は奥さんメインと、夫婦二人で力を合わせてようやくリリースできた念願のワインだったとのことです。 でもこの造り手さんのワインは二度と飲めません… 奥さんを殺害した容疑で夫が逮捕され、ワイナリーはなくなってしまいました。 エチケットの美しさや、手書きの文字が切ない、美味しいワインでした。

Johannes Brahms

すごい話ですね…ニュースで見た記憶がないのですが、話の内容から最近の事件のようですね。宵の明星を眺めつつ何を思ったのだろうか、と想像してしまいました。

masa44

こちらのワイナリーでしたか…衝撃的なニュースでした。 JBさん、畑買収でしょうか〜！

Nori81☆

うむむ、なんとも切ない味がしそうなワインです(~_~;) ワインは楽しく飲みたいものですね。

末永 誠一

そのニュースは見ましたね... こちらのワインがそうでしたか(^^;)

こじも

masa44さん 去年の今くらいだったような気がしますが、もしかしたら全国ニュースではそこまで取り上げられていなかったが知れません。 奥さんを殺害した後も、子供の保育園のお迎えとかを普通にしていたらしく、しばらく事件が発覚しなかったと当時ニュースでやってました。 二人で眺めた宵の明星の美しさを思い出し、思いとどまれなかったのでしようか…悲しいワインでした…

Johannes Brahms

Noriさん 当初から「岩見沢でワイン用の葡萄を栽培する農家」と報道されていて、知っている造り手さんだったら嫌だなと思ってましたが… 仕込んであったやつは妹さんが10Rにお願いしてリリースさるみたいですが、葡萄造りは引き継がないらしいです。せっかく作った畑、近隣のワイナリーで引き継いで欲しいですね>_<

Johannes Brahms

末永さん 本当ですね>_< 力を合わせて造っていたパートナーですからね… 一体何があったんでしょうか… こだわりがあったんだろうと思わせる味わいでしたから、また飲んでみたかったです>_<

Johannes Brahms

コジモさん 北海道のワイン好きとしては、嫌でも耳に入ってくるニュースでしたね… 前からこちらのレストランにあることは知っていましたが、選択肢として提示されなくなったので、もう出してくれなくなったのかと思ってました。 ラストヴィンテージは、宵の明星とは別で、ゲヴェルツか何かの単一品種もリリースするらしいです！

Johannes Brahms