二本目はこのワインでした。調べてみると1987年に当時加盟していた地元のブドウ生産者協同組合を脱退し、まさに１からスタートしたこの醸造所は今ではドイツを飛び越え、世界最高峰の醸造所のひとつに数えられるまでとなりました。2008年にはドイツの権威ある評価誌「ゴーミヨ」で最優秀醸造家賞を受賞し、いまや世界のトップクラスの造り手となりました。また、新当主となり若き才能を遺憾なく発揮するユリアン・フーバーさんも、この特別なワインの持つ魅力の秘訣を「一言では語り尽くせない」と、特別な想いと手間暇！　全く妥協をしない完璧主義者だった父の想いを背に、畑が持つポテンシャルを120%引き出しワインに反映させます。変わらず愛され続けてきた、ドイツの人気白ワイン！高品質な赤ワインで有名なベルンハルト・フーバー醸造所ですが、白ワインも同じく高い評価を受けています。使用されるヴァイサーブルグンダーは、グラウアーブルグンダーの突然変異種で、フランスのアルザス地方やイタリア産スパークリングワインの醸造には欠かせない品種です。ブドウ本来の白い花のような優しい香りに、一部を樽熟成している分、ふくよかさも加わり広がります。繊細な果実味とのバランスが絶妙で、クリーミーな味わいが特徴のピノ・ブランは、和食などアッサリとしたお料理にもオススメですとのこと。

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