ダイヤのエースを持ったイカサマ師 うきうきワインセット第5弾。 ネグレット、カベルネ ソーヴィニョン、シラーのセパージュ。香りは華やかでエレガント。スミレ、ラズベリー、カシスのアロマが漂う。 品の良い高貴な女性の肖像画が頭をよぎり始めた。 味わいは思いの外スパイシーで刺激がある。タンニンの渋みがあり、後味として苦味が残る。香りのイメージと全然違う。 子供の甘い世界から一転、大人の厳しい社会へ放り出されたような…。 ジョルジュ ド ラ トゥールのダイヤのエースを持ったイカサマ師。 カードでキャンブルをしている場面。右の貴族の青年は、きっと今は勝っている。 しかし甘い思いをしているのはここまで。中央の女性は目配せをしている。左の男性は後ろ手にダイヤのエースを隠し持っている。 イカサマ師に厳しい社会の現実を見せられるだろう。 香りはエレガント。味わいは大人。ま、こんな大人の味も悪くはないんだけど。

中村 英一

ワインの味わいと絵画のマッチングが 見事です！(=^ェ^=) 甘くない世界へようこそ！感がすごく 良く現れてる絵画ですね♪

yumiha

おはようございます(^-^) 絵画ワインシリーズいいですね〜 オトナも良い？！(笑)

kaori

yumihaさん。ありがとうございます。この絵画、物語が詰まっていて好きなんです。

中村 英一

かおりさん。なんとなくシリーズ化してきました。甘いだけじゃない大人の味は、大人だけが楽しめる味かなあ、なんて。子供の頃はビールなんて苦いだけだったのに。

中村 英一