Morgen Long Willamette Valley Chardonnay写真(ワイン) by m.shingo

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LLL

REVIEWS

ワインMorgen Long Willamette Valley Chardonnay(2015)
評価

4.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーション
飲んだ日2018-06-03
飲んだ場所
買った日
買った場所
購入単位
価格帯
価格
インポーター

COMMENTS

m.shingo

2015vt。 前回このワインを飲んだのはワイン会にて。 素晴らしいポテンシャルと不完全さの両方を感じていたこの作り手のワインだが、どこか引っかかっていた。 要するに、飲み手側(提供側)がベストを尽くせていないのではないか、という疑問だ。 今回3種類のグラスを試してみて、その答えは出た。ワイン会においても、その前に飲んだ自宅においても(自宅で飲んだのはvt違いの2014だが)このワインのポテンシャルを出しきれていなかったように思う。本当に申し訳ない。 写真の3つのグラスでは右から順番に美味しい。チューリップ型のボウルの大きいグラスが一番バランスや要素が素晴らしく、真ん中の大型ボウルのグラスはそれに次いだ。 前前回自宅で飲んだ際は一番左のグラスで飲んでおり、マッチングを見誤っていた。 インポーターの資料によると、デキャンタージュを推奨しているが、このクラスのグラスを用いればそれは必要ないだろう。 抜栓後に微発泡が生じている軽微な欠陥についてインポーターに伝えたが、それに対応して扱い方を伝えてきたこのインポーターは信頼出来る。 コミュニケーションのクオリティで問題解決出来る事例は、他のワインにおいても多いのだと思うが、飲み手もインポーターも引っ込み思案で何も言わないために解決されずに低評価に終わっているケースは多いだろう。もったいない話だ。 PNにおいてさえ正当な評価がなされていないウィラメットヴァレーのワインは、CHに関してもとんでもないことになりつつある。 この作り手、モーゲンロングは成長過程にあると、個人的には感じている。次のVTも楽しみでしかない。 レモンや青リンゴの爽やかなアロマは初夏の空気にマリアージュする。 清涼感を演出する酸やミネラルは最高度に上質なもの。 苦味は許容出来るレベル内で感じていたのだが、グラスによりさらに好転する。要するに何の問題もない。 相変わらず微発泡があるのだが、前述した通り飲み手側の対応で解決出来る。その分酸化のニュアンスはゼロで、ピュアなテイストを楽しめる。 リーデルオレゴンとの最高の相性は、作り手にフィードバックしたいレベルのものだ。 3度目にして理解を深められた事に幸せを感じるワイン。

m.shingo

m.shingo
m.shingo

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