ボルドー。小規模ながらも注目の新生スター、2本目はブライ・コート・ド・ボルドーAOC「シャトー・レ・パック2016」メルロー80％、カベソー20％。開封直後、真っ暗い部屋の中のような黒系果実の濃厚な味。でも重くはなく、フルーティです。ブラックカラント？　タンニン控えめ。……時間経過で徐々に苦味が増してチョコの味に。カカオ70％ぐらいの甘くないチョコです！おおお。　2日目。なんかこれすごーーーくおいしいんだけど。なに？ マルタン家は19世紀から葡萄農家として畑を所有してきました。2年前にオーナーに就任したブルーノ氏は、代々継いできた畑に加え、自分の手で良い畑を増やしたいと考え、レ・パックの3ヘクタールの畑を購入しました。 アルディス代表青野氏による訪問記によると、ブルゴーニュでは一般的ですがボルドーではあまり取り入れている人が少ない、上部が開くようになっている開閉式のタンクを使っているとか。上部が開いているため、ピジャージュがしやすく、柔らかいタンニンの抽出ができるのだとか。また、タンニンが強く渋味が残ってしまうプレスワインを極力使わないようにして、性能の良い「垂直式圧搾機」を取り入れ、樽ではなくステンレスタンクで醸造するなど、さまざまな努力をしているとか。 レ・パックのワインは年間生産量たったの18,000本。その1本を遠い日本で、いま、楽しんでおります……！

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ブライ・コート・ド・ボルドーっぽい軽やかなメルロー系です。冷やしても行けるので、夏場でも大丈夫そうです。

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付記。エチケットの文字が、もうワクワクさせる躍動感！ これって日本（東洋？）の書道の影響ではないのかな？？ という感想を持ちました。

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